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君に捧げるラブ・ソング
咳が止まらなくてとても辛い。
寝ている時が特に辛い。
仰向けという体勢や、副交感神経が優位になる事で痰がさらに蓄積されるようで、
朝起きると、痰ですごい辛い事になってる。
健康が何より大切という、シンプルにして当たり前の事を、妙に実感する最近。
お金があっても良い家があっても良い人間関係があっても良い仕事があっても、
けっきょく心と身体が健康でなければ何も意味がない、何も出来ないもんな。
という事で栄養と休息が必要という話。
無茶をすると、やはり祟る。
何度も無茶な事しないように、する。
浜田真理子さんというシンガーを教えてもらい、とても心に染み入る良い曲だなぁと聴いてたんだ。
浜田真理子さんがカバーで歌ってる、
"君に捧げるラブ・ソング"という歌を聴いた。
仕事中、車を運転しながら聴いて、歌詞がスッと頭に入ってきてわたしの心に浸透した。
もともとは岡林信康さんという方が1995年に出した曲であるという。
私が2歳の頃だ。
音楽はすごい。
2歳、言葉の意味も理解できない頃に発売された曲を、30歳になった今、酸いも甘いも少しは経験したこの年頃になって、聴くことができる。
そして感動する事ができる。
好きだと思う、いろんな曲がそうだ。
わたしが赤ん坊の頃や子供の頃に発売された曲が多い。
大人になった今聴いて、共感したり感動したりできる。
人の持つ悩みというのは、差異はあったとしても、いつの時代も大きく変わりないのかもしれない。
むかしの人と、いまの人。
時代も環境も価値観も今とむかしじゃまるで違うはずなのに、人間の持つ根元的な悩みとは、実は共通なものなのかもしれない。
悩みや思いや複雑な気持ちや、さまざまなものが歌になる。
今の私にスッと入ってくるもの。
それをどんどん取り入れたい、し、もっと知りたい、し、好きになって、それで自分という人間を構築していきたい。
知ったものや感動したもの、衝撃を受けたもの、それらは自分の記憶に残り、いくら時が経っても断片を持ち続けて、どこかのタイミングで引っ張り出したりする。
自分の一部になる感覚。
好きな歌や映画や本や人間。もの、こと。
忘れられないもの、自分を作っていくもの。
"君に捧げるラブ・ソング"
そうさ 僕は君にはなれはしない
ひとり闘うのを ただ見つめているだけ
今 書きとめたい歌
君に捧げるラブ・ソング
二人は ためされてるの
君は僕の何
これで壊れてゆくなら 僕は君の何だった
何もできはしない そんなもどかしさと
のがれずに歩むのさ それがせめてもの証し
今書きとめたい歌
君に捧げるラブ・ソング
じっくりと歌詞と向き合って、
こころも頭もふにゃふにゃにして、
聴こう。