【8/10スクランブルバトル7−1達成】レジドラゴVSTARオーガポンみどりのめんexデッキ解説
こんにちは!ハムです。普段はジムリーダーチャレンジ(GLC)イベントの運営(X:@GLC_in_Japan)などをしています。
今回は8/10に行われたスクランブルバトルCL2025東京プレ大会において、7勝を達成することができたので記録に残したいと思います。
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1.当日の環境考察〜デッキ選択の経緯まで
ステラミラクル発売後最初の公式大会ということもあり追加されたカードから環境への影響を考えていきます。
今回追加されたカードで環境への影響が大きそうだと判断したのは以下の8枚です。
・テラパゴスex
後述のヨルノズク、ガラスのラッパ、ゼロの大空洞と合わせることで新たなデッキタイプを生み出しました。現状単体ではそこまでのパワーは無いためオリジンパルキアVSTARなどと組み合わせるのが一般的な印象です。
・ヨルノズク
自分の場にテラスタルのポケモンがいたらcip(出た時効果)でトレーナーズを2枚持ってくることができます。書いてあることはすごいですが発動条件が厄介であり何にでも入るわけではない印象です。
・ガラスのラッパ
自分の場にテラスタルのポケモンがいたらベンチの無色ポケモンにエネルギーをつけられます。無色ポケモンならなんでもいいのはすごいですが現状はテラパゴスex専用カードな印象です。
・アカマツ
ステラタイプのテラスタルのポケモンを強化するカードと思いきやドラゴンタイプのデッキの強化パーツです。現環境でも貴重なエネルギー加速を行うことができるカードであり、他のエネルギー加速手段と組み合わせることで動きの幅が広がりました。
・ブライア
条件は厳しいものの、ゲームを一気に終わらせる能力を持ったカードです。このカードの登場によりゲームスピードが上がり、かつ難しいゲーム展開を強いられるようになりました。
・きらめく結晶
テラスタルのポケモンがワザを使うために必要なエネルギーをなんでもいいので1個減らすことができるエーススペックです。似たような役割のカードとしてネオアッパーエネルギーがありますが、きらめく結晶はポケモンのどうぐであるためペパーで持ってくることができるのが大きな特徴です。
・偉大な大樹
たねポケモンを山札からいきなり2進化まで進化させるすごいブロッコリースタジアムのエーススペックです。特に相性が良いのがピジョットexやヨノワール(SV6a)であり、放置しておくと盤面で圧倒的な差をつけられてしまいます。相手に出されてもこちらも進化デッキであればタダ乗りできるのがポイントです。
・ゼロの大空洞
自分の場にテラスタルのポケモンがいたらベンチが8匹になります。テラパゴスexやオリジンパルキアVSTAR、ライコウVなどベンチの数を参照するデッキの強化パーツです。
これらのカードから、今まで存在していた中で強化を受けたデッキを考えていきます。
・リザードンex+ピジョットex+ヨノワール
ブライアを得たことでゲーム中盤から一気にゲームエンドまで押し込めるパワーを獲得しました。偉大な大樹を採用することでこれまで以上にヨノワールが使いやすくなっています。今回もっともパワーアップしたデッキではないでしょうか。
・ドラパルトex
きらめく結晶とアカマツを得たことでエネルギー加速にネイティオを使う必要がなくなりました。代わりにヨノワールなどを採用することでパワーアップしています。相手の偉大な大樹にタダ乗りできるのも良い感じです。
・オリジンパルキアVSTAR
ゼロの大空洞により最大380ダメージを出せるようになりました。ヨルノズクも合わせて採用することにより往年の裏工作パルキアのような動きができるようになりました。
・ミライドンex
ゼロの大空洞によりライコウVが最大340ダメージを出せるようになりました。ミライドンexと比べてエレキジェネレーターで付けるエネルギーが1個少なくて済むのもポイントです。
・レジドラゴVSTAR
アカマツを得たことでレジドラゴVSTARの2体目以降を用意するハードルが下がりました。後続を用意するために無理してレガシースターを消費するといった場面がやや少なくなり最終盤までレガシースターを残しやすくなりました。
・タケルライコex
アカマツを得たことで後攻1ターン目から攻撃するために必要なパーツがオーリム博士の気迫4枚だけでなくなったり、ゼロの大空洞を使って今まで課題としていたベンチ管理をやりやすくしたり、ブライアを得たことでたねex・V主体デッキの弱点であったサイド1枚のポケモンを使ったいわゆるサイドずらしを回避できるようになりました。
ここまでを踏まえて、当日の環境を予想していきます。
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