ハムスターとの生活
どの動物でも同じですが、一緒に生活する上でのデメリットもあります。
こんなこと書いたら、ハムスターを飼いたくなくなるって、思われる方もいるかもしれませんが、あなたや家族の命にも関わる内容もあるので、よく考えてほしいと思います。
ハムスターは夜行性!
ご存じの方も多いとは思いますが、ハムスターは夜行性です。
日中は寝ています。
私も夜行性です!って方も多いかと思いますが、多くの人が寝ている時間に活発に活動します。
ワンルームマンションにお住まいの方が、
夜行性だと知らなかった。
夜うるさくて寝れないと里親を募集していました。その方は福島県の人でした。
私は、事前に調べてから飼育するべきではないかと伝え、
仙台まで連れてこれるなら私が引き取りたいと伝えたところ、返事はありませんでした。
その後、別の方が里親になったようです。
私の家ではリビングにハムスター15匹が居ます、私の寝室は2階で、リビングのちょうど真上ですが、"カラカラ" "ガチガチ"と元気な音が聞こえてきます。
うるさいか、うるさくないか、で言ったら
申し訳ないですが「うるさい」です(^_^;)
サイレントホイールを使っていますが、
元気な子だと、ケージ本体が揺れるので、夜は特に響きます。
ケージ下にタオルを強いたり設置方法を工夫するのも一つの方法です!
私は、慣れてしまったので、子守唄のようなものです。
サイレントホイールは、かなりオススメです。
サイズにもよりますが、1000円〜2000円ぐらいで購入できます。
人獣共通感染症
(人と動物の共通する感染症)
サルモネラ症(サルモネラ菌)って聞いたことありますかたも多いかと思います。
ハムスターだけではありません。
犬から感染したりする場合もあります。
特に注意が必要なのは亀です。
亀はサルモネラ菌を、保菌してます。
亀を飼育している子供が高熱を出し、
サルモネラ症だったというケースも珍しくはありません。
他にもクリプトスポリジウム症やレストスピラ症という
感染症などあります。
人獣共通感染症はたくさんありますが、ものすごく恐る必要はありません。
ペットを触る前、触った後は手を洗うことを徹底しましょう。
そして、ペットとキスをすることは避けましょう。
それだけでかなりの確率で感染リスクは減ります。
アナフィラキシーショック
アナフィラキシーショックと聞くと蜂に刺された時などを、イメージされる方も多いと思います。
*そもそも「アナフィラキシーショック」とは?
じんま疹などの皮膚症状や、嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が急に起こり、血圧低下や意識レベルの低下を伴う症状をいいます。
ハムスターと何が関係あるの?って思った方もいると思いますが
ハムスターに噛まれて数日間意識不明になった方やお亡くなりになった方も
残念ながら居るんです。
某ドキュメントバライティー番組でも放送されました。
噛まれた傷口から、ハムスターの唾液が体内入りアレルギー反応を起こし
アナフィラキシーショックを引き起こす場合があるようです。
ちなみに、私はハムスターに何度も噛まれていますが今のところ
アレルギー反応はありません。
噛まれた時の対処法
1.噛まれた傷口から血を絞り出します。
*少し痛いかもしれませんが、我慢です。
2.水道水など綺麗な水で傷口を洗い流します。
3.マキロンなどで消毒して傷薬などつけて様子を見ましょう。
*傷口が深く血が止まらない場合や、大きく腫れ上がるようであれば
病院に行った方がいいと思います。
※アナフィラキシーショックのような症状が起きている場合は、
迷わず病院に行きましょう。
向かっている途中で意識を失う可能性もあるので
家族に付き添ってもらうなどし、
自分で車を運転して行くことだけは避けましょう!
色々と怖いことを書いてしまいましたが、かわいいハムスターで
あなたや、あなたの大切な家族を失ってからでは取り返しがつきません。
過去、何人もの人にハムスターの里親様になっていただきました。
私は、飼育経験の無い方や小さなお子様がいらっしゃる方には、
必ず、人獣共通の感染症があること、噛まれてアナフィラキシーショックになる可能性を伝えてから、それでも里親様になっていただけるのか確認しています。
今回の話は以上です。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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