なぜ維新の看板が強いのか
本日もはむちゃんのnoteをご覧いただきありがとうございます。
文字数が多く読みずいことを先にお詫びします。どう頑張っても変えられませんでした、、🙇♂️
今回の記事は私の感想を書いてるだけなので誰かに偉そうにアドバイスしたり批判、批評したりするものではありません。「そういう考えもあるのか」程度に思っていただけると読みやすいかと思います。
まえがき
2021年秋の衆議院選挙では大阪に立てた維新の候補者は全員当選し、2023年春の統一地方選挙でも、特に大阪では維新が圧倒的な強さを見せました。
選挙結果が出た後にメディアの解説者が「なぜ維新がここまで強いのか」について分析をされています。例えば「吉村人気」や「知事や市長のポストを取っているから」などと解説されます。それは概ね合っているでしょう。(維新の方は地元の活動をしっかりされてる方も多いのでこれも結果に大きく貢献してるでしょう)
次に言われる理由はこのnoteをご覧頂いてるみなさんはご存知の方も多いと思います。それは、
「維新の看板さえあれば大阪では選挙で通るようになってる」ということです。これは批判的な意味で解説をする方を複数人観ました。ですが、私はこれを良い意味で解説されるべきだと思うのです。
維新と他党の決定的な違い
「維新の看板さえあれば通る」というのは一般的には維新への批判として捉えられることが多いと思います。候補者本人ではなく党の名前で大きく有利になっているからです。ですが、私は維新という存在は一般の有権者にとって非常にありがたい存在であると感じています。この意見は政治に関心の強い方が読むと納得されない部分があると思いますが、ご理解いただければと思います。
「維新と他党」と書きましたが、その他党は主に自民や立憲を指しています。自民党は与党を担い、立憲はその与党を監視する野党という立場にありますが、それぞれの議員を見ていくと個人としての強さが非常に目立ちます。除名は別ですが、特に自民党の議員は自民党を離党して無所属であっても十分戦えるくらい政治家としての強さがありクセも非常に強い政治家が多いように思います。逆に維新はそういう政治家が少なく、一部議員にクセはあっても個人としての名前受けはそれほど無いと思います。人によりますが、「維新の〇〇」で通ってるイメージが強いです。
しかし捉え方によっては維新という政党名が有権者に信頼されている証でもあります。逆に維新の党としてのイメージが下がれば結果にも大きく影響してしまうことを表します。維新は無党派層からの支持では自民や立憲を上回ることも多々あり、投票率が上がれば無党派層も多く選挙に行き維新には非常に追い風になります。それが維新というネームの強さを意味してるとも言えます。
維新のネームが強い理由
「維新という政党名(ネーム)が有権者に信頼されている」と先ほど書きましたが、後述したように支持不支持という話ではありません。
結論から申し上げますと、
「維新は他党と比べて一体感があるから」です。
自民や立憲の議員を見ればよくわかると思いますが、同じ政党の中でも右翼的な人から左翼的な人までかなり幅広くなっています。良く言えば多様性があるのが自民や立憲です。多様な人材を囲い込める凄い政党であり特に比例においてより多くの日本国民から投票してもらえるようになっています。それが組織を強くしていて与党、野党第一党という立場になっています。
「岸田は嫌いだけど小野田さんがいるから自民党を応援する」というのが一例です。小野田さんは自民党所属の参院議員でありながら、自公政府の進める施策を厳しく追求したりするなど、「自民党の中で唯一応援してる」と自民党嫌いの人からも言われる存在になっています。小野田さんも個人としては力を持ってきている政治家の1人であるといえるでしょう。
しかしながらそれは組織としてまとまりに欠けるとも捉えることができます。私自身改革を進めない自民党に所属していながら改革を推進すると大きな声で言っている人は「口だけの政治家」「自民党のガス抜き役だ」と思うことがよくあります。
一般人から見た維新の姿
一般の有権者からはどう見えているのでしょうか。維新が、無党派層からの支持が厚いのは当然理由があります。考えられる理由は様々ですが、
維新の政策と候補者本人の政策にズレが無いからというのが一番大きいのでは無いでしょうか。例えば「身を切る改革」「子育て支援」などです。常に政治家のことを見ることがない一般の有権者は誰に投票するかをゆっくり考える時間を作りません。本当は時間をかけて考えて欲しいですが、関心が薄い以上仕方がありません。それを踏まえた時に、「自民党 消費増税」というイメージはある中で「減税!」と言う候補者がいれば有権者は混乱するだろう。そういう点では、維新は党として言っている事と維新の候補者が言ってることにズレがほとんど無いため有権者から非常に分かりやすい。目指す道(維新の公約)から候補者が逸れることなく進んでいれば有権者からも信頼感を得られるだろう。
そのため、維新がそれなりに評価さえされていれば「維新だから」と安心して投票できるのだ。
ただし、〇〇の政党の人だからと投票するのではなく候補者自身のことを詳しく調べれば「やっぱりこの人には投票できない」となることがありますし、逆に「もっと応援したくなった」となることもあります。候補者を取材した動画などは数分で観られるものもありますので、ぜひ確認するようにしてください。
今回もはむちゃんのnoteをご覧いただきありがとうございました😊