4KモニターからWQHDモニターに戻した
夏頃に4Kモニターに買い換えたと記事にした。あれからしばらく使ったのち、最近元のWQHDモニターに戻した。せっかくの4Kモニターをやめて元のモニターに戻したのか。いくつか理由がある。
理由その1:やっぱり色が変
この記事で書いたように、買ったときから色が少し変だったのだ。この記事の時は調整していい色になったと思った。
が、しばらく使っているとまた色が変になる。最初は気のせいかと思ったが、調整した直後よりちょっとずれている気がするのだ。
さらにいくら調整しても思った通りの色にならない。特に赤の表現がおかしい。彩度が足りない感じといえば分かるだろうか。あっちを調整すればこっちがおかしくなるの繰り返しで疲れてしまった。
また、使っていて気づいたのだが残像が結構ひどい。ゲームだけでなく一般のソフトでも残像が出るときがあった。
理由その2:文字調整が効かないソフトがある
4Kネイティブでは文字が小さくて見づらいので、文字だけ大きくする調整をしていた。しかし(バージョンが古いせいもあるだろうが)その調整が全くきかないソフトがいくつか出てきたのだ。
これでは作業が出来ない。Windowsの機能を使って全体を拡大してしまえばいいのだが、これだと解像度が低いのと同じになり作業領域が狭まる。また、4K使ってる意味が無くなるような感じがするのだ(実際は拡大しても高精細な表示なので全く意味が無いということはない)
理由その3:そもそも不良個体である可能性
上記の記事でも書いているが、このモニターはFreeSyncを使うとゲーム画面が激しくちらつくという問題がある。当時はCustom Resolution Utilityを使って無理やり現象を抑えることに成功した。
しかしだ、Custom Resolution Utilityを使わなければ押さえ込めないなんて単なる不良では?と思い始めた。
実は上記の記事の後、サポートから「そのまま様子を見てください」と連絡が来た。これでやりとりは終わりなのかと聞くと「そうです」と回答された。そう言われるともう何も出来ないのでやりとりは終えたのだが、やっぱりおかしくないか?と。
てっきり不良を認めて交換かと思っていたのだが、そうはならなかった。もっと他の問題が出てきてもうっとうしいし、使うのはやめようと結論づけた。
これらの理由から元々使っていたWQHDモニターに戻した。元の環境になると色も正しいし、FreeSyncも問題ない。ついでにゲーミングモニターで165Hz対応なので、非常になめらかで快適。ついでにGPUの負荷も下がって発熱も小さくなった。
今思えば、この4Kモニターは今年一番の失敗買い物だった。やはりPCで4Kはまだ早いのだろう。そして、思ったより4Kコンテンツがなかった。
と、こんな感じで憧れの4Kデビューは失敗に終わった。しかしこの4Kモニターどうしよう、リサイクルショップで買い取ってくれるだろうか…。半分故障しているようなものだし誰かがまた被害を受けると思うと売るのも気が引けてしまう。まぁ追々考えよう。
それでは今回はこの辺で。
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