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[ポタリング#03]湾岸地区の橋を渡って天保山へ
大阪市の湾岸に面する大正区や港区などには大きな橋が存在する。大型船が航行できるよう普通の橋の何倍もの高さになっている。今回はそんな橋を渡りながらかつて日本一低い山だった天保山へ行ってきた。
まずは西成区と大正区に架かる「千本松大橋」へ。この橋は両側がループ状になっており通称めがね橋と呼ばれている。
この橋は交通量が多く、正直なところ渡っていてあまり気持ちのいいものではない。ただ、桁下は30mを超えておりその眺めはなかなかのもの。なお、この橋の下には渡し船があって橋を渡らずとも対岸へ行けるようになっている。
千本松大橋を渡り大正区へ上陸。しばらく走った後、今度は港区へ渡る「なみはや大橋」へ。この橋は途中でカーブを描いており、一見ねじれているように見える面白い橋だ。
桁下は40mを軽く超え、最も高いところからの景色は最高だ。でも、真下は見ないことをおすすめする。相当な高さなので吸い込まれそうな感じになる。
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なみはや大橋を渡りきり、港区へ上陸。ここから10分ほどで天保山へ到着する。
天保山のある地区は、観光地になっており「海遊館(水族館)」やマーケットプレースという商業施設などがある。大阪へお越しの際はぜひ立ち寄ってみてほしい場所の一つだ。
もう一つ、大きな観覧車もある。それがこちら。
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地上112.5mあり、15分かけて一周するそうだ。一度だけ乗ったことがあるが、眺めは最高だった。大きさが分かるよう下からの写真も撮ってみたが、イマイチ伝わらないかもしれない。
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目的の天保山は、かつて日本一低い山だった。現在は第2位だそうだ。その高さたったの4.53m。低すぎてこの山がある公園の丘の方が高いという謎現象が起きている。写真の下の方に写っている四角い石は三角点である。
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どこのお店か忘れてしまったが、そこで登山証明書なるものがもらえるらしい。
ここで休憩した後、なみはや大橋を再度渡って大正区から住之江区へ架かっている新木津川大橋を渡りにいく。
この橋の高さはなみはや大橋と同じくらいらしいが、とても大きな橋なのでそれ以上に感じた。片側だけがループ状になっていて、もう片方はまっすぐになっている。
この日は風が強く、天気もあまり良くなかったため立ち止まることなく渡ってしまった。なので、残念ながら写真がない。
この橋の下にも千本松大橋と同じく渡し船がある。通常はそちらを使うことをおすすめする。
橋を渡りきり、あとは帰路につくだけ。これだけ高低差のある橋を何本も渡ったが、DE01のアシストのおかげで全然疲れなかった。今回の天保山行きは、DE01の力を測るためでもあったのだ。
これで、多少の登りは全く苦にならないということが分かった。今度はちょっと長距離を走ってみようと思う。
それでは今回はこの辺で。また次回のポタリングをお楽しみに。