【企画部】学生のうちにできるITの勉強とは?
こんにちは!
株式会社Hampstead(ハムステッド)企画部のスタッフです。
弊社では3月から2週間に1回のペースで会社説明会を開催させていただいております。
私も先輩社員の立場として参加させていただき、一部の説明や、参加者の方からいただくご質問への回答など、微力ながらお話する機会をいただいております。
その中で、「IT企業に入社するにあたって、今のうちから勉強しておくことはありますか?」というご質問を頻繁に頂戴します。
これまで学校でITのことを専門的に学んできたわけではないから、という理由から出てくる質問のようです。
自分は、学生のうちからITについて特別に学習しておくことは必要ないと考えています。
もちろんプログラマーやデザイナーを志望する方は技術職なので、専門的なスキルを身につけるための勉強は必要ですが、それ以外、例えば営業職や企画職を志望する方については、テキストを読んだりといったような形式の学習は不要だと考えています。
その代わりに、日常的にパソコンやスマートフォンを触るときに、下記のことを意識してみてください。
それは、より多くのWEBサービスやアプリに触れてみるということです。
例えばSNSでいうと「Twitterはよく使うけど、その他は使用したことがない」という人がいたら、お試しでInstagramやTikTokを使ってみましょう。もちろん「私の使用したいサービスじゃない」とか「求めているユーザー層と異なる」といったことはあるかもしれませんが、世の中で流行しているサービスにはそれでも一度は触れてみる方が良いです。
なぜなら、流行しているサービスには流行するだけの理由があるからです。それは使いやすさかもしれませんし、画面の美しさかもしれませんし、ビジネスモデルかもしれません。それを明確な理由がわからなくても、なんとなく「こういったサービスが流行るんだ」「もしかしたらこういったところが人気の理由なのかな」ということが掴めるだけでも、ITに携わる上では重要なことなのです。
もし仮に自分がITのサービスを企画するとなったときに、類似したサービスを把握しておらず、完全にゼロから独力で考えるのは不可能なことです。あるいは考えついたとしても「それって◯◯ってサービスと一緒だよね」ということが起こってしまいます。他の類似サービスを把握、理解した上で、良いところは参考にする、さらに他のサービスと差別化できるポイントを作る、というのが重要です。こういったことができるようになるためにも、「多くのサービスに触れる」というのは基礎的なトレーニングと同じことだと捉えてもらえたらと思います。
また、単純に最新のサービスを知らないというのは、ITビジネスの上では基本を疎かにしているのと同じことです。例えば「弁護士が改正された法律を知らない」とか「自動車メーカーの従業員が先月販売された他社の製品を把握していない」というのは、考えられないと思いませんか?それを我々IT業界の人間に置き換えると、「最新のサービスを把握していない」ということに当てはまるのです。「WEBマーケターだけどTwitterを使ったことはありません」という人にマーケティングの相談はしたくないですよね?そのようなことが起こらないように、今のうちから多くのWEBサービスやアプリに日常的に触れることに慣れておいた方が良いと思います。
繰り返しになりますが、テキストを読んだりするような特別な学習は必要ありません。今でも日常的にスマートフォンやパソコンを触っていると思いますが、その時にちょっとだけ新しいものを使ってみるだけで十分です。これだけで良いの?と思うかもしれませんが、そのちょっとの積み重ねが、自分の中に豊富な知識をもたらしてくれます。
弊社を志望してくださる方でも、弊社以外の企業を志望する方でも、IT業界に進みたい方は、以上のことを意識して学生生活を送っていただけたら幸いです。