見出し画像

「トトロ2」から学んだこと

こんにちは!UIデザイン設計部スタッフです。
この記事を書いている今はワールドカップも準決勝を迎えるところ。
掲載される頃には優勝国が決まっていることでしょう。

私自身もワールドカップに夢中になっており、試合の視聴はもちろんのことながら、代表選手のことをもっと知りたいと思い、普段は観ることのない選手個人のYouTubeチャンネルで過去の動画をチェックするまでに及んでいます。そこで見た1つの動画を紹介します。

こちらは今大会で2ゴールを挙げた堂安律選手のチャンネル内の動画です。内容を簡単にお伝えすると、ジブリ作品を1つも観たことがない堂安選手に作品やキャラクターの設定をざっくりと伝え、それを元に堂安選手がストーリーを予想するというものになっています(面白いのでぜひ観てください!)。

この動画を観たときに思い出したのですが、自分もジブリ作品を全く観ないで育った子どもでした。初めて観たのが中学生のときに上映された「千と千尋の神隠し」で、それから累計5〜6作品ぐらいは観た気がしますが、大人になった今でも「ナウシカ」と「ラピュタ」を観たことはありません。小学生までは1作品も観たことがなく、この話を小学校ですると「そんなはずはない」とか「ジブリを観てないなんてもったいない」とかと、同級生達にやいのやいの言われましたが、そんな中、1人の友人だけが自分のオススメ作品を教えてくれました。

「トトロは1もいいけど2が面白いよ」

友人が優しく教えてくれたその作品は、私の心に深く残りました。とはいえ、中学生の頃に「千と千尋の神隠し」を、高校生の頃に「ハウルの動く城」を友人に誘われて映画館で観た以外は、ジブリ作品をレンタルしてまで観ることはありませんでした。

その状況が変わったのは大学に入学してからです。某レンタルビデオショップでアルバイトを始めた私は、シフトに入るたびにスタッフ割でDVDを借りていました(ジブリは観ないけど、映画が大好きでした)。毎日のように映画を観るので、しばらくすると作品を選ぶのにも悩んでしまうのですが、そんなときに「そうだ。ジブリを観てみよう」と思い立ち、それからジブリ作品を借りるようになりました。「魔女の宅急便」「紅の豚」「耳をすませば」そして「トトロ1」。ここまで観た私が次に借りるものはもちろん「トトロ2」に決まっています。そして意気揚々とジブリコーナーに向かった私を待っていたのは、もう言わなくてもわかっているかと思いますが、「トトロ2」が存在しないという事実でした。このときにようやく、友人に騙されていたことに、10年越しに気がつくことができました。

私がこのエピソード、そして架空の作品「トトロ2」から学んだことは、

①    友達に薦められてからすぐに観ようとしていたら、10年間も騙されていることはなかった→行動力の欠如
②    アルバイトの返却作業中にジブリコーナーをしっかりと確認していれば、トトロ2が存在しないことにとっくに気づいていたはず→注意力の欠如

という2点でした。この2つは社会人としても非常な重要なことです。きっと友人は小学生の頃から、この2つが重要だということを私に伝えたかったのでしょう。本当に良い友人を持ったと思っています。これから社会人になる皆さんも「行動力」と「注意力」に注意していただけましたら幸いです。

さて、今回の記事もそろそろ終わりますが、こんなタイミングでタイムリーなニュースが飛び込んできました。

「宮崎駿監督新作、7月に公開」

ニュースサイトからの通知を見ただけで詳細は見ていないのですが、ほぼ同時に友人から届いたLINEが私の期待感を高めてくれました。

「35年越しにトトロの続編が作られるらしいな!」

1から何年後の話なのか、サツキとメイがどうなっているのか、お母さんは元気なのか・・・。来年7月の公開が非常に楽しみです。