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チャレンジマスターへの道 構築編 コスパ(前編)

書き忘れていたのだが、僕はリクエストがくるか、一通りの記事を書き終わるまでの間は具体的なカードやクラスについての解説はしない。

強いカードや、どのクラスを選んだらいいなどという情報はナマモノかつそこら中に情報があるからだ。

というわけで腐らない理論から攻めていく。また、理論が深すぎる場合には記事を別建てして書くことにする。

さて、今回はコスパについてだ。

詳細な計算方法は別記事が立つ。前編後編では概念的な部分に触れていこうと思う。

簡単に言えばフィールド(ボード、盤面などとも呼ぶが、正式名称は何だっけ?)

わかりやすいようにまずはフォロワーの基準からやっていこう。

フォロワーはある程度基準の強さがある。そしてシャドウバースの特徴である進化とそれは密接につながっていて、それがチャレンジにも大きくかかわってくる。

とりあえず、簡単な基準は
1コスが1/2
2コスが2/2
3コスが2/3, 3/2
4コスが3/4, 4/3
4コス以降は3コスに+1/+1ずつする。
といった感じだ。

これを見ると1コスは2コスには勝ち目がない。2コス以降は+1コスと相打ちできる可能性がある。

さて、細かい理論の話は別途書くとして、1コスの採用理由は、よほど速攻をしない限りはあまり無いことがわかるかと思う。逆に2コス以降はちゃんと強いフォロワーを置ければ1コスト上ぐらいまでなら戦っていけそうだ。
これが入門で説明したマナカーブにつながるというわけである。

そして明確な強みを持っているものとして良スタッツのフォロワーが挙がる。
例えば3コス3/3のフォロワーは3コス2/3を倒しても生き残り、最悪の場合4コス4/3すら持っていく。これだけで序盤の盤面制圧ができるレベルで強力なのだ。
また、相手のフォロワーを破壊できるフォロワーも強力と言えるだろう。払ったコストがこちらに残るフォロワーの基準コストと相手の破壊したフォロワーの基準コストを下回ればさらによい。
そういうカードをコスパがいいとする。
どのくらいコスパがいいのかという話は難しくなるので別建ての記事をお待ちいただくことになる。

さて、このあたりでスペルについて考えないといけない。
まずは簡単のために除去呪文についてお話ししよう。

これは単純に払ったコストが相手のフォロワーの同じコスト以上のフォロワーを破壊することが基準になる。

2コスの呪文を打って3コス以上のフォロワーを倒せればお得である、ということだ。確定除去でも一緒で、4コスあたりで打つので、より大きいフォロワーを倒したい。

さて、思い出していただくと入門では5枚の火力除去が欲しいという話をした。
これはなぜか。それには進化が関わってくる。
先行4コス3/4に進化した後攻4コス3/4→5/6がつっこんでくるとバトル後のスタッツは5/3になる。フォロワーの基準で言えば4コス~5コスの強さだ。さて、このフォロワーを倒すのに我々はどうしたらいいか。大きく2ルートある。
一つがスペルだ。ライフ3を削るスペルは2コス~3コスあたりで、おまけのついているものもある。つまりそういうスペルで倒せるだけでもう”お得”なのである。よってそんなスペルがいくつかほしい→経験則と計算で5枚ほどがいいだろう、ということになる。
もう一つが、ワンサイズ上の進化カードを用意することだ。
ここで言うと5/4/5だ。進化して6/7、これが5/3とバトルして6/2になる。
これをやったときには相手が先ほどの説明と同様にスペルで”お得”を狙ってくることになる。
時には進化でしのぎあうことにもなるだろう。なのでいい感じのステータスのフォロワーは5~6コストに欲しくなる。また、4コスは先行の場合は進化できないので、単純なフォロワーよりは、必殺、潜伏を持ったフォロワーが置けるといい。時にはコストが小さいものも考慮する可能性がある。

フォロワーの話に戻るが、ファンファーレや、進化時効果に火力や展開の効果があるフォロワーもいるだろう。そういう場合もスペルと同じようにどの程度フィールドにあるフォロワーの強さがこちらにとってお得なのか、それを考えればよい、というのは理解いただけると思う。

さらに追加すると、突進フォロワーはスペルのようにもフォロワーのようにも振舞える。疾走には追加して後編に記載するバーンカードとしての使い方もある。こういう役割の多いカードは適した状況が多く、結果盤面の強化につながりやすい。つまりお得なのだ。コスパがいいとはまた別の話だが、覚えておくとよいだろう。

特殊なカードの説明が終わっていないが、長くなっているのでここらで一区切りとし、後半に続くとさせてもらおう。

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