79歳の山友と24歳の山友
かつてはよく一緒にバリ(バリエーションハイキングのこと)をやっていた79歳の山友は、
考えてみれば一番長い付き合いの山友になる。
逆沢作業道の読みが気になり、
以前その人とそのことについて話したような記憶があったので、
ちょい久しぶりにLINEして訊いた。
僕はさかざわと呼んでいますと返事が来て、
やっぱりそうか、と。
ついでにお互いの最近の山行などについてちょいと会話したんだけども、
その人はもう3回目のワクチン接種を済ませたのだそうだ。
早っ!
同僚とコロナの話題になり、
「78歳の山友はもう3回目のワクチンを打ったんですってー」と言ったら、
78歳の山友!?とびっくりされた。
まぁ、私の親より歳上だしなぁ。
んで、思い返してみれば、
78歳になりましたとメールをもらったのは1年ちょい前だったわと、
と言うことは今は79歳かーと気付いたのだった。
そのメールをもらったころはその人、LINEを始めたばっかりで、
そのメールの直後にLINEでつながった。
スタンプを送ると、どうやったらその絵は出せるの?と訊かれたり。
年月が流れ、お互い歳を重ねてそれぞれ山行スタイルが変わり、
いろいろ事情もあり、
前のように一緒に山へ行くことは今や難しくなってしまったけれど、
また是非とも一緒に!と言う気持ちは私の心にずっとある。
最近よく一緒に行く山友は24歳。
山に興味を持っていたその子、
私が毎週ってぐらい山に行くのを知って、
一緒に行きたいでーす!って言った。
私の半分ぐらいの歳の子が。
ジェネレーションギャップすごすぎでしょ。
最初は本気かよくわからなかったけれど、
話しているうちに、こりゃ本気だなと感じて。
合う山友を見つけるのって難しいなーと、
私は思う。
性格的なモンだけじゃなく、
好む山行スタイルや行きたいと思っている山、
やりたいと思っていること、
住んでいる場所、休みが合うか。
一緒に行くために考えなきゃいけないことがいろいろあるし、
さらに当日、お天気の問題もある。
昔、山友探しに苦労していたころ、
レズビアンの女性から連絡が来たことがある。
恋人を作って一緒に山に行きたいんだ!と。
私はレズビアンではないので、
そのことをしっかり伝えたら連絡が途絶えた。
彼女の願いを叶えるのは、さーぞーかーしー難しかろう…その後どうなったんだろうなぁ。
そして思った、合う山友を作るのは、
結婚相手を見つけるより難しいんじゃ?と。
ただ、合う山友って、
年齢はさほど重要じゃないのかも??
私がたまたまそーだっただけかなー。
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