コンフィデンスマンJP英雄編 /WEST SIDE STORY

こんにちはあるいはこんばんは。ハム森です。

少し前に見た映画の感想も残しておきます。

KAPPEIの前に書くべきだった。

ストーリーにも少し触れています。



コンフィデンスマンJP 英雄編

テレビシリーズから大好きで、ずっと見続けているので

全員を疑ってしまう。

でも最後のネタバラシの爽快感とテンポがいつも最高。


今回の舞台はマルタ島。

英雄と謳われた詐欺師・3代目ツチノコが死に、4代目の称号をかけダー子、ボクちゃん、リチャードが真剣勝負をする。


まず舞台が最高。いつか行ってみたいマルタ島。

村上春樹の『ねじまき鳥クロニクル』を読んでから憧れだったことを思い出しました。死ぬまでに行かないと。


長澤まさみちゃんはダー子がピッタリ。スタイルもバッチリ。

スケールがどんどん大きくなっていっても、きちんとまとまるところがコンフィデンスマンシリーズのすごいところだと思います。

毎回最後まで面白い。


ジェシーとスタァの名前が出てくる時にぐっときてしまった。悲しい。

でも作品の中で生きていることが嬉しい。





WEST SIDE STORY

正直、感覚や心の動きに全く共感できなくて、久しぶりにミュージカル映画で「突然歌い出した…」と思ってしまった。ミュージカル映画は結構好きな方なんだけどな。時代の違いかもしれないけど、登場人物の誰1人にも感情移入できなかった。

というか時代背景がヘビーなんですよね。

人種によってハッキリと分断された世界で、周りから許されない恋をしてしまった2人の物語。まさにロミオとジュリエット。

人種差別や宗教の違い、マイノリティーの生きづらさは現代にも通じるところで、全くの他人事ではないんですけどね。かなり暴力的で、人がバンバン死にすぎて怖かった。

こんな時代が実際にあったはずなのに、人間は学習しませんね。と昨今のニュースを見て暗い気持ちになってしまう。


周りのカラフルさと、主人公2人の無彩色な衣装のコントラストが良かったな。

画面の色味が好きでした。

私はストーリーはすぐ忘れて、画面を写真のように覚えてしまうのですが、記憶に残るシーンが多かったです。


道でアニータが踊るシーンは圧巻。画面の華やかさと迫力がすごく好きだった。

私はアニータが1番かっこよくて好きでした。女性というだけでも今とは比べ物にならないくらい生きづらい時代に、マイノリティのコミュニティーで、差別や逆境の中でも自分の仕事を持って、アメリカに夢見ている。


こうやって改めて感想を考えていたら、映画を見た直後よりも、いい映画だったなと思っていたことに気づきました。もう一度見たら印象変わるかも。

もう一度見るには体力使う映画なので、数年後にでも見直します。



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