見出し画像

【本質】人生はバランスである、と藤子・F・不二雄から気付いた話【自分を受け入れる】

どうも、はむおっちです。

今回は藤子・F・不二雄の言葉を紹介します。

自信と劣等感とは、矛盾したパワー、エネルギーです。しかし、この両方を一人の心の中にバランスよく持ち続けていくということは、漫画のみならず、作品を描く人間にとって、とても大切なことだと思うのです

藤子・F・不二雄

藤子・F・不二雄は、「ドラえもん」の作者であり、日本の漫画界を代表する1人です。

戦後、日本は科学技術の進歩により国際社会での地位を回復しました。

テレビや冷蔵庫などの新しい技術が次々と登場し、未来への期待感が国民の間に広がってきた時代です。

このような時代に、藤子・F・不二雄は漫画家として活動を始めました。

「すこし・ふしぎ(SF)」というジャンルを通じて、子供たちに科学技術の夢を語りかけることに強い興味を持ち、未来のテクノロジーを描く作品は、こうした時代の空気を反映しています。

一方で、高度経済成長期の終盤には、日本社会も急速に個人主義が台頭してきました。

人々の生活は便利になりましたが、同時に孤独や疎外感といった問題も生じたのです。

「ドラえもん」の主人公であるのび太は、そうした社会の変化を背景にした「どこにでもいる普通の子供」として描かれ、彼の弱さや失敗が物語の重要な要素となります。

藤子・F・不二雄は、成長期の子供たちが自分の不安や弱さを受け入れながら、友情や努力を通じて乗り越えていく姿を描くことで、多くの読者に共感を呼びました。

そのような背景から生まれたこの言葉から、現代に生きる我々が得られる気付きを共に考えましょう。

それでは、お付き合いください。

今回のまとめ

気付き

自信と劣等感をはじめ、様々な感情にはバランスを取ることが大切である。

深掘りしたこと

・自信と劣等感について
・自分の中に存在する、様々な「自分」

藤子・F・不二雄の人生哲学

彼は、人間の弱さや欠点を隠さず、それを自然なものとして描きました。しかし、それと同時に、弱さを受け入れ、それをバネに成長するという姿も描きます。

人間が持つ劣等感や不完全さを認めつつ、成長や成功には自信が必要であることを描きました。

弱さと強さ、技術と人間性、日常と非日常など、相反する要素の調和と共存を重視し、それを作品に反映することで、現代の社会に深い影響を与え続けています。

彼自身も漫画家として成功するまで多くの試行錯誤や失敗を経験しています。

その過程で、自分に対する厳しい目を持ちながらも、才能や努力を信じ続けることの大切さを実感していたのではないでしょうか。

自信と劣等感のバランス

彼の言葉から、劣等感を抱えながらも、それを受け入れ、自信とバランスを取ることで成長し続けることができるという気付きがあります。

自信過剰でもなく、自己否定に陥りすぎない。

このバランス感覚が、持続的な自己の成長に繋がるのでしょう。

あらゆる「自分」を受け入れる

人が苦しみを感じる時、それは理想と現実の差にあります。

「こうありたいと願う自分」と「現実にこうあるという自分」。

そこに存在するズレに悩みます。
しかし、ここでこそバランス感覚が必要となるのです。

「こうありたい」と望むことは、自分の成長や周囲へ良い影響を与える源です。
それは当然否定されるものではない。

では、「実際こうである」という自分はどうでしょう。
これは否定されるものなのでしょうか。

私はそうは思いません。
そういった自分も、当たり前ですが大切な自分なのです。

人間の中には様々な「自分」が存在します。

楽しいと思う自分、疲れたと思う自分。
頑張りたいと思う自分、めんどくさいと思う自分。

全て、自分なのです。
これらを俯瞰して受け止め、バランスを取りましょう。


楽しくて騒ぎすぎれば疲れます。
疲れたと何もしなければつまらないです。

頑張りたいと思いすぎれば壊れます。
めんどくさいと思いすぎれば進みません。

どの感覚をもつ自分も、大切な「自分」なのだと受け止め、バランスを取ることが大切なのです。

今回紹介した言葉から、そのような気付きを得ることができました。

おわりに

この記事が皆さんの人生の一助となれば幸いです。

この記事が面白かった、参考になったという方は、スキ、コメントなどいただけますと嬉しいです。

ありがとうございました。

いいなと思ったら応援しよう!