「おばさんが中二病になる」ということ
【中年の危機?】
「中年の危機」と言われるものがありますね~。
中年になり、限りある時間を生きているということに突如現実味が増してきたとき、「自分の人生これでよかったのだろうか」などと振り返っては不安や葛藤、焦燥感などで不安定な心理状態に陥っちゃうやつ。あれです。
はい、きてます、きてます。
わたしにも、きてます。
しかし、なにか、こうしっくりこない。
不安や焦燥感があるというのは間違いないのですが、なんというか「中年の危機」という言葉には、その背景にうっすらとした「憂い」のようなものを感じません?
しかし、わたしにはそれが、ない。
そんな折、ピタリときた言葉があります。
「中二病」…。
【中二病とは?】
AIが返してくれた中二病の具体的な症状を、自分にどれくらい当てはまるか検討してみます。
・自分をよく見せるための背伸び
→「背伸び」すると、悲しいかな年齢的には「老人区域」なので、背伸びはしないけど「よく思われたい」という願望はなかなか消えないですな~。
・不自然に大人びた言動
→「大人びた」先もやはり「老人区域」。故に、大人びた行動とは「杖をつく」とか??「耳が遠くなったふりする」とか???
まぁ、しないよね。
・自分が特別な存在であるという根拠のない思い込み
→これ、これ。普通は、こういう考えをあきらめる年齢っぽいんだけど、自分の中にはこういうやつがバリバリおる。
・何でもやれば出来ると思っている
→これもありまくる。無理のきかない体になっているのに、そこをマル無視して突き進もうとしては夫によく呆れられる。
・孤高を持する
→自分の性分としてそういう節もあるけど、結婚・引越・出産などでどんどん会える友達が減っていくから、今はむしろコミュニティを求めている。
・無理してブラックコーヒーを飲み始める
→笑
・売れたバンドを売れる前から知っているとムキになる
→笑!
【リアル中二病、諸君へ】
と、まぁ、他にもいろいろあるわけですが、かなり重なる部分が多い。
と、同時に、あの頃の自分(中2の頃の自分)から、かなり成長したことにも気づく。
そこで。
いま、リアル中二病な諸君に、図々しくも中二病であろうとしたおばさんから是非伝えたい!
あなたたちは、この先、本当に何にでもなれるのだ
ということを!!!
何故なら、
諸君は、わたしが既に使ってしまった「48年-14年=34年」という圧倒的な「時間」をお持ちなのです!
過ぎ行く時間は誰にも平等だけれども、未来に対して持っている量でいうならば、諸君の持てる量は我々大人のそれと比べものにならぬ程に膨大であり、そこに何を詰めていくかは、諸君の自由!
なんて夢のある話っ!
っつーか、夢しかないっ!
ビッグマウス、自己顕示欲、思い込み。
どんとこーい!
繰り返しますが、諸君には、それを現実に変えていけるだけの膨大な時間があるっ!
失って初めてわかる大切なものの一つ、「時間」。
誰にでも平等だけど一度失うと決して戻ってこないものの一つ、「時間」。
諸君が持てる「圧倒的な時間」は、既に失ってしまった我々大人から見ると喉から手が出るほど欲しいけれど絶対に手に入れることのできない「最大の武器」です。
ということで、自分の中の中二病を見つめていたら、若者への熱いエールがあふれてきました。
ふがーっ!
まとめると…
【まとめ】
おばさんが中二病になるということは、
①リアル中二病との違いに気づき(あたりまえ)、
②彼(女)等が持っている「圧倒的な時間」に畏敬の念を抱き、
②若者への熱いエールがあふれてくる、
ということでした。
なんかいーねー
スッキリするねー
いつでも今日が一番若い日!
この画面の向こう側にモヤモヤしている方がいたら、
まずは深呼吸して、
今日一日をご機嫌にすることから、
一緒に、始めませんか?
では。