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「おばさんがインフルエンザにかかる」ということ
インフルエンザ旋風吹き荒れる
家族全員がインフルエンザに罹患した。
約一ヶ月間、順番に倒れていく子供らを片っ端から看病し、夫も謎の高熱にあてられた後、我が家におけるインフルエンザ旋風は終焉を迎えた。
、、、はずだった。
日常生活が戻って数週間。
忘れた頃に、私も罹患した。
インフルエンザの予防接種をうけにいった病院で発熱し発覚したのだから、なんと無念なことか、、、。
「おばさんがインフルエンザにかかる」ということ
その後、2日ほど寝込んだ。
幸い、発症から48時間以内のみ効果を発揮する薬を服用できたので軽症で済んだが、それでもやはりキツかった。
実は、その前の週から老眼に対処するためコンタクトを遠近両用に変えたり、ホルモン補充療法を開始したりと、己の老化に適応するためにあれこれ奔走していた矢先である。
こんなところに高齢出産の置土産とでもいうべきか、老いた身体には何かしら対策をせねば3人ちび育児の日々は乗り切れないのだ。
そんなアプローチをとった直後から副作用なのかなんなのか、全身のだるさやら、首や肩の激しい痛みやらと、とにかく不調の連続。
わたしとしては少しでも楽になりたくて老化に積極的なアプローチをとっているのに、むしろ副作用で返り討ちとは「ひどいじゃないかっ(T_T)!」。
と、そこにインフルエンザがやってきた。
あんまりだ。
あんまりだよ、、、。
泣きっ面に蜂。
家族に優しくされたいです(T_T)
寝込んでいる私のところへ、小4の長男がやってきた。
小4「ねー。お母さんの病名なに?」
わたし「、、、インフルエンザ」
小4「なんだ、つまんねーの。」
わたし「はっ!?」
小4「じゃねっ」
わたし「はっ!?」
― バタンッ ―
はっ???
あんまりだ。
あんまりじゃねーか(T_T)!
泣きっ面に蜂、再び。
病気の時くらい家族に優しくされたいじゃないの。
「おっかさん、おかゆ作ったよ」なんてさ。
しかし、子育てリアル。
その後ドアを開けてやってきた3歳の末娘は、笑顔で腹に飛び乗ってくるし(T_T)で、、、
だ、だれかーぁああ!
病み上がりはキレイな家で?
さて、最悪の体調から少し快方へ向かうと、次に母の気力を削ぐものはなんでしょう?
そう、散らかりきった汚部屋です。
なぜ誰も気にならない?!
なぜこのままで暮らせる?!
ハハ ガ タオレルト イエ ガ アレル
コレ ヨノ コトワリ ネ!
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なので、病み上がりの母が一番にやることは家の掃除です。ほんとにさー、常にきれいに片付いた家って、どーなってんのよ?!
追伸
「つまんねーの」とのたまった長男は、わたしがとんでもない深刻な病気にかかったと思っていたらしく、習い事の先生に「お母さん、これからどうなっちゃうんだろう、、、」とこぼしていたそうです。
先生から「お母さん、大丈夫ですかっ?!」とご連絡を頂きわたしはびっくり!
「すみません。ただのインフルエンザです😅」と、うつむきがちにお返事をしたのですが、
先生は、「息子さん、優しいですよね。すごく心配してましたよ☺️」と。
長男は私には言いませんでしたが、おそらく人生の一大事!と、心配してくれていた模様。
ありがとう、息子よ!
しかし、口下手男子にわたしは言いたいっ!
「口さ出さねばわかんねっす(T_T)!」