ゲリラヒルクライム(徒歩含む)

2024年8月4日 21:51

金曜は案の定仕事でぼろ雑巾となり､帰るなり泥のように眠って迎えた休み。
こないだ「しまなみぽたぽた」読んだ影響で週末は鈍川温泉か亀老山にでも行こうと思ってたけど､昨日(金曜)の疲れもあるし温泉にしようということにしていた。
…………今治に向かう道中までは。

運転し始めて1時間経った頃くらいに頭痛と眠気がいきなり来て「このままじゃ絶対事故る」と思い､近くにあったショッピングセンターで涼んで休憩。
すると昨日の疲れ諸々良くなってて､「これ自転車できるんじゃね？」というスイッチが入ってしまった。亀老山行き決定。(一応サイクリングの準備もしていた)

こうなってしまったら話は速い。
気付いた頃にはサンライズ糸山(しまなみ海道手前にあるサイクリングターミナル)でせんざんきカレーを食べていた。関係無いけどサンライズ糸山手前の道､そこそこきつい坂で走るのしんどい。着いた時点で汗びちゃびちゃ。

しまなみ海道自体は去年走ったけど､亀老山行くのは初めて。今思うと真夏のこの時期にやることじゃない。しかもこことら初心者に毛が生えたレベルで体力も雑魚である。サンライズ糸山手前～の件でお察し。いざとなったら引き返そう､そして近い内に車で来ようくらいのノリ。

やっぱサイクリストの聖地だけあって､外国人含め自転車乗りの方々を多く見掛ける。全国から､海外から､自転車で走るためにいろんな人が訪れる場所なんて早々無いだろう。そんな聖地が思い付きで来られる場所にあるというのはありがたい話である。

そうこうしているうちに、亀老山への案内看板が現れる。

ちなみにこの残り3.7kmの道のりも緩い坂道になっているから、この暑さの中だと結構体力持っていかれる。ここまで来てやっとスタート地点である。やっぱあちこちから人が来るのか、入口には英語で案内がされている。

山道の走行距離自体は3.0km弱だが、体感はその3倍くらいあった気がする。もう道中の1/3～半分くらいは自転車押してた。そうしないと絶対行き倒れるから仕方ない。それでも何回か休憩挟んでたから、とんだ恐ろしい坂である。少なくとも真夏のこの時期にやることじゃない（2回目）。

買い溜めしていた飲み物もごりごり減っていく。
ちなみに用意していたのは麦茶1本とサントリー天然水梅ソルティ2本だったけど、この暑さで温くなって梅ソルティはなかなか甘ったるい感じになっていた。貴重な水分だし、おいしいっちゃおいしいがのど渇く。

そして遂にラストスパート。
ここから坂道が数段えぐいものになる。日光も直当たりし始めて残り少ない体力がどんどん持っていかれる。満身創痍である。

遂に展望台まで到着。めでたく記念撮影。

展望台からちょっと進むと展望公園。
ちょっととは言っているが、相変わらずの坂だから案の定滅茶苦茶きつい。

ここが展望公園
「ここが」まで打ったら予測変換で
「ここがあの女のハウスね」が出てきたんだけど
どういう教育してんすか　打った覚え無いぞ

展望公園では飲み物やお土産、アイス等が売られている。
ここで食べた藻塩アイス、人生で食べたアイスの中で一番おいしかった。
多分車で来たり、冬場だったりしたらここまでの感動は無かったんだろうな。これだけで来た甲斐があった。

アイスに滅茶苦茶感動したがこれだけで帰るわけにはいかない。展望台上って景色を堪能する。
よくしまなみ海道のパンフレットや雑誌でも見る絶景を肉眼で見ている。
押して歩いていた時間が長かったとはいえ、自分の力でここ上ってきたんだな。次来るときまでにはもっと体力付けような。

帰りは下りだから超楽だった。スピード出過ぎてブレーキかけっぱなし。
人生は右肩上がりがいいけど、山道は下りがいいです(怠惰)。

こうして行き当たりばったりもいいところな初亀老山は無事終わったのでした。山道がきつすぎたせいか帰りしはすごく楽に感じた。
体力持ってかれてるからヘロヘロペースだけど。

亀老山下りてすぐのとこにあったブルアカキャンペーン自販機
まさかの場所での遭遇にぎょっとした
放課後スイーツ部ならナツが好きです

結局行先の候補になっていた鈍川温泉にも寄ってきた。
もうこの時点で日焼けが跡になってて痛い。
温泉が染みる(ダブルミーニング)。

また行こうしまなみ海道。
遅くとも10月にはサイクリングしまなみで来ることにはなるけど。
ちょっと今回で体力不足を実感した(暑さもあるだろうけど)のでスポーツジムか近場走って体力付けよう。
あとできれば盆休みで自転車のメンテしたいけど、果たしてする余裕はあるのか。~~カレンダー見る限り無さそう。~~

なんにせよ、楽しい1日でございました。

以上

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