株式会社ゆめみに入社して約5ヶ月経ちました(転職活動編)
この記事は
開発未経験だったメインフレームエンジニア(今年30歳)が、異業種のAndroidエンジニアとして株式会社ゆめみに転職するまでに何をやったか、何が起きたか、入社してからどうだったかを書いてくエントリーです。
書いてたら長くなってしまったので、転職活動編と入社エントリー編に分けました。
自己紹介
明けましておめでとうございます、はんまーという者です。
生物学専攻で大学院を卒業後、新卒でメインフレーム(いわゆる汎用機)のメーカーに入社し、メインフレーム上のOSやM/W、S/Wの障害対応、予防保守、システム運用をやってました。
5年目からチームリーダーやったり、PM見習い的なポジションについたりとマネージする側にシフトしてました。
他には新人教育の主担当を何年かやってました。
その後冒頭でも触れたように、株式会社ゆめみというところでAndroidエンジニアとして働いています。
アプリ作りがめちゃくちゃ面白かったからAndroidエンジニアに転職しようと思った
メインフレームエンジニアから全く畑違いのAndroidエンジニアになりたいと思ったきっかけは、2018年の春ごろ、友人の「Androidアプリ作ってみない?」という誘いからでした。
元々新人研修でJava習った時に結構面白かった記憶があってコーディングに興味もありましたし、趣味程度に開発できたらいいなぁと軽い気持ちで始めました。
そして開発していくうちに、自分が書いたコードでアプリが動くことに面白さと達成感を強く覚え、段々と
「こんな楽しいことを仕事にできたら良いな」
と思い始めていきました。
ちょうどその頃エンジニアバブルと言われるほどの売り手市場だった上、来年30歳なのもあって、職種を変えるなら今しかないと思い行動を始めました。
転職を決意してから、とにかく勉強&自己分析
転職するためにやったことをまとめました。
1.アプリ開発の知識・技術を身につける
何を当たり前なことを…と思うかもしれませんが、何も勉強せずに「やる気ならあります!!」と面接に来る人は少なからずいるみたいです。
自分のような未経験は経験者と違い、自分は何ができるかの具体的なアピールが難しく(特に技術職は)、圧倒的に転職不利な状況なので、アピールポイントとして勉強は必須でした。
具体的に何を勉強したかと言うと
①応用情報技術者試験のテキストを読む・過去問解く
復習を兼ねて、およびメインフレームというニッチな分野の知識を一旦リフレッシュしたいという意味で応用情報の試験問題を解いてました。(試験は受けてないですが)
業務には直接使わない知識が多いですが、IT全般の知識がつくので地力のベースアップと応用力がつくと思ってます。
②プログラミング言語・Android開発の学習
プログラミング使う職就くのにプログラミング書けなきゃ話にならないでしょう。
Android開発で使われる言語はJavaかKotlinの2択ですが、友達の勧めでKotlinを勉強しました。
今だったらKotlin1択だと思います、AndroidのカンファレンスでもJavaほぼ出ないですし、GoogleがKotlin Firstを明言していますので。
個人アプリ開発(後述)を通して書きながら勉強するスタイルでした。
あと主要なプログラミング言語の文法を学ぶために、Progateというサービスで勉強したり、UdemyでAndroidのセッションを購買して勉強したりしました。
ただ後々考えると、最初のうちは1つの言語(自分の場合はKotlin)にしぼった方が良かったな、と思ったりはしました(1つしっかり勉強してからの方が、他の言語も学習コストが低いので)
③自作のAndroidアプリを作る
こんな↓アプリを作ってリリースしました。
公開後に更新全然してなくてすみません…多忙で手が出せてないです…
バージョン管理はgitを使い、Slackでエンジニアの友人にアドバイスをもらいながら進めていきました。
流れとしては
機能を追加or修正してgit commit
↓
友人所有のサーバー上のGitBucketにPush
↓
レビューしてもらう
↓
OKならmerge
という、Gitを使ったチーム開発の基本を学べたのが収穫多かったです。
持つべきは友。
面接の時、この経験を軸にしたら質問に答えやすかったので、Androidに限らず未経験者はアプリ作るべきだと思います。
④技術イベントに行く
connpassで「Kotlin」か「Android」で引っかかるものは片っ端からチェックして、参加できるものは迷わず参加という感じで行ってました。
DroidKaigiなど参加費がかかるものは自腹だったり、平日開催のものは有給使って行くなど、結構大変でした。
ただそのかいあってか、面接でその事を話すと面接官の食いつきが良かったです。
自学できる人を求めてる企業が多い(というかほとんど)だと感じました。
2.自己分析して職務経歴書を仕上げる
Androidアプリ開発業務に直接関わるようなスキルがない(リーダー経験くらい?)ため、自己分析とアピールポイントを考えるのには苦戦しました。
最終的に、直接の開発スキルについては個人のアプリ開発経験で言及しつつ、アプリ開発エンジニアに求められる素質(新しい知識への探究心や問題解決力、協調性など)を自身のエピソードと絡めながら書く形で仕上げました。
できあがったら、友人に見せてダメ出ししてもらったり、時には転職エージェントの方と相談したりしてブラッシュアップしました。
自分ではOKだと思っても、他人からはよくわからない書き方になってるかもしれませんので、レビューしてもらうことをお勧めします。
以上をやって、これなら準備万端でしょう、と意気揚々に転職活動を開始しました(2019年3月ごろ)。
しかし…
転職活動を開始して、現実を知る
9割強書類選考で落ちました()
理由はほぼ全て、「業務未経験だから」でした。
エンジニアバブルと呼ばれてた時期でこの結果なので、落ち着いてきた今なら更に駄目だったかも知れません。
業界は違えどIT職で、アウトプットを出していたので、なんとかなるだろうという考えは完全に甘かったです。
エンジニア不足=誰であっても欲しい、わけでは決してない
未経験の方で、「エンジニア不足らしいから何もしなくても大丈夫っしょ♪」的な考えがある方がいるとしたら、改めることをオススメします。地獄見ます。
ある面接では、最後に「即戦力になれますか?」とストレートな質問をされました。
その際は曖昧な回答になってしまい、案の定不採用となりました。
やはりエンジニア不足とはいえ、有象無象は採りたくないよな…と今となっては理解します。
転活のやり方を変えよう
この調子ではまずいと思い、やり方を変えました。
それまでは転職エージェントの紹介に応募するだけだったのですが、それ以外に
・友人やカンファレンスで知り合った方の紹介で応募する
・技術試験がある(≒書類でバッサリ切らない)会社を受ける
をしました。
このやり方に変えてから、私の場合はかなり書類通過率が上がったように思います。
また、私はやってなかったですが、TwitterなどのSNS経由で応募する・スカウトを受けるという方法もあります。
結果として、ゆめみに出会う
先ほどの「技術試験がある会社を受ける」方法でゆめみに応募し、内定を頂けたためそちらに転職することになりました。
ゆめみってどういう会社?入ってからどうだった?などは、入社エントリー編に続きます。
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