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【大人】ってなんだろう?
僕は幼少期の頃、自分より身長が大きい人や学校以外で会う人達のことを全員大人だと本気で思っていた。従兄弟、親戚、友達の両親など全員が大人のように見えていた。でも【大人】という言葉では理解できていても、真実は分からないまま成人を迎えているけれど【大人=〇〇】の真実が未だに分からない。
幼少期のときはいつの間にか大人になっていると思ったけれど、その考えはいつの間にか覆されていた。
成人を迎えても、他人の痛みが分からない人がいる
幼少期に『友達は大事にしないといけない』『喧嘩は悪いこと』など多くの人が義務教育で教えられてきたと思う。
なのに何故だろう。
平気で他人に暴言を吐いたり、暴力をしていたり、気に入らない誰かをイジメの標的にしたり、成人を迎えている今でも【大人って何?】と考えるときがある。自分がどんな大人になるか未来のことなんて誰にも分からない。自分が想像していた世界との違いに戸惑うことがあった。
ただ、個人的に考えられることが一つだけある。それは【幼少期の過ごし方や記憶に残っている思い出が、その人の人生の土台になってしまう】ということ。
どんな人も【心】だけは、子供のままで止まっている
この世界には、本当にいろんな人が存在する。
一般的な会社で働き、何一つ不自由なく暮らす会社員
生まれたときからお金持ちの人
生まれはお金持ちでも人生が大転落して借金地獄になる元お金持ち
お金の動きや仕組みを常に考えて、もっとお金を働かせる投資家
日本だけではなく海外にも事業展開をする一流の経営者
世界一まで上り詰めたアーティストやミュージシャン
貧乏な家庭から成り上がり億万長者になった成功者
星のように存在している人間という生命体。でも、このような人達にも共通点が一つだけある。それは【心だけは、子供のままで止まっている】こと。
自分の心に従ったことや、途中で現れた選択肢の中で決めたことが今の自分を作っているということ。頭ではなく、心で感じたことだから。
お金持ちでも辛いことは辛いと思ったり、嫌なことは嫌だと言うこともある。アーティストでもコンサート中に事故を起こしてしまった人もいる。人生は自分が考えたこと以外が平気で起こるため人生はゲームと似ていると思う。
悲しいことがおきたりする。体が痛いと感じたら痛いと思う反射神経のようなものが心にも存在すると思う。
そのようなことを隠したり何もなかったように自分を見せるのは逆にダメージが大きい。我慢していることで次第に自分を制御できなくなり気持ちが爆発してしまい、この世界からいなくなってしまった人がいるのが事実として証明されている。
どんな人でも生きている限り成人を迎えてしまう。絶対に避けては通れない。
【大人】と偽りながら生きている【子供】だけの世界
大人になったと実感している人は、どれくらい存在するだろう?
大人になったと痛感している人は、どれくらい実在するだろう?
過去の子供が、未来の大人として偽りながらいつまでも生きるのだろう?
大人ではなく、未来の子供と書いたほうが個人的には納得する。
幼少期の頃から、大人を目指そうとしていた過去の子供はいるだろうか?
大人になってみて、周りの大人は言うほど大人ではないことを確信した。
むしろ、子供のまま成長した人がほとんどだと感じる。
もしかすると、本当は大人という言葉すら必要ないのかもしれない。