ワークショップ「土も生きる。土と生きる。vol.1 東京で、土と生きる準備をはじめよう。」報告レポート
こんにちは!はみラボの臼井です!
6/23にsuha asagayaにて、「土も生きる。土と生きる。vol.1 東京で、土と生きる準備をはじめよう。」と題しまして、ワークショップを行いました。今回は、その活動報告となります!(大分、期間が空いてしまいました。。)
本ワークショップは、阿佐ヶ谷に住む5世帯13人に参加いただきました。参加してくださった皆様、協力していただいたsuha asagaya様、lemari coffee様、ありがとうございました!
今回のワークショップは、なかなか土に触れる機会のない東京で土に触れる機会をつくること、これから設置・運用させていただくコンポストについて知ってもらうことが大きな目的でした。そのため、コンポストを「知る」「くぐる」「つくる」「まぜる」という4つのフェーズに分けて、体験型ワークショップを行いました。
第一フェーズ:「知る」
まずは、コンポストを「知る」というフェーズを行いました。このフェーズでは、あまりコンポストに馴染みのない子どもたちにコンポストを知ってもらう、身近に感じてもらうために、紙芝居という形でコンポストのことを紹介しました。環境問題の解決策としてのコンポストではなく、ミミズやダンゴムシといった分解者のお家としてのコンポストとして伝えることにし、ミミズとダンゴムシからみた都市やコンポストを表現しました。シルクハットがチャームポイントのミミズがずっぴー、可愛い風呂敷を担いでいるダンゴムシがだんだんです。この二人が都会に遊びに来たものの、都会には土がなくて、。。。
第二フェーズ:「くぐる」
次は、私たちが作成したコンポストを実際に体験してもらいました。コンポストを設計する際に、子どもたちに親しみや興味を持ってもらうこと、カフェの第二通路に設置することを踏まえて、くぐれる形状にしました。そのコンポストを実際にくぐってもらったり、中に小さな椅子があり、とどまることができるので、それも体験してもらいました。子どもたちだけでなく、大人たちも興味津々に体験していただけました!
第三フェーズ:「つくる」
次に、コンポスト作りも一緒に出来たらいいなという思いから、仕上げ材を一緒に塗るフェーズを設けました。口にいれたら、健康に良くないモノではあるため、大丈夫かなと少し不安はありましたが、いざはじめると子どもたちは真剣なまなざしでムラが起きないように丁寧に塗ってくれました。どの子も塗るのがとても上手で、仕上げ材が垂れることもなく、最後まで集中を切らすことなく、やり遂げてくれました。私が塗るより全然上手で、びっくりしましたし、真剣に取り組む姿が見れて、非常に嬉しかったです。
第四フェーズ:「まぜる」
最後に、コンポストの基材を一緒につくりました。今回は、コンポストの基材として、黒土、落ち葉、カフェからいただいたコーヒーかす、米ぬかを入れました。後日、もみ殻燻炭も入れる予定です。ただ、1つずつ入れるのではなく、入れる理由を少し付け加えながら、順番に投入し、混ぜてもらいました。汚れることなんか気にせず、夢中で基材づくりをしてくれました。子どもたちにとっては、ただ材料を入れることすらも特別なものらしく、「ぼくが入れる!お兄ちゃんばっかずるい!」という声が聞こえてきたり、小学生の女の子が幼稚園の子をサポートして投入してくれたりと、1つの行為でも様々な場面が垣間見えて、非常に喜ばしかったです。
そのほかにも、土の中に虫がいたり、葉っぱに卵がついてるとそれをキラキラした顔で教えてくれたり、ナメクジ一匹でみんなで大騒ぎしたりなど、大人になって忘れてしまっていた些細なことへの喜びや豊かな感性を思い起こす機会となり、私たちにとっても良い刺激でした。私たちが場を設計し提供したつもりが、気づけば私たち自身が色々な場面や経験を受け取る側になってました!
コンポスト自体はまだまだこれから運用していきますので、引き続き、応援やご協力お願いします。次回は、ミミズ捕まえワークショップ、、お楽しみに!
はみだしもの研究所(はみラボ)
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