抜歯宣言

無事に出産後、再根幹治療を一旦終え

「膿も大分出てくれたし、このままお薬が効くかもしれないので、2ヶ月くらい仮歯で様子を見ましょう」
と若造。

てかさ、今思えばCT撮った時点で他の歯の骨まで影響し始めてたって言ってましたけど、それ、相当やばいですよね。
どうして治療を続けたんでしょうか。あぁ闇すぎる。

もちろん、そこからすぐに歯は痛み出しました。
産後2ヶ月のことでした。

そして抜歯の危機にいること、抜歯後は

・インプラント
・ブリッジ
・義歯
の三択しかないこと。
(親知らずは全て抜いているので移植は不可能)

人生で初めて、「セカンドオピニオン」を決意。
1件目で抜歯宣言、2件目では大学病院紹介状、3件目でも抜歯宣言。

まず、2件目で行ったときに
「ここまで炎症を起こしているのは初めて見ました。」
とようやく自分のレントゲンをちゃんと見ました。
というより、この先生がちゃんと説明をしてくれました。
素人の私から見ても、とにかくやばいことは分かりました。

必死の思いですがりついた3件目。
ここまでまだ生まれたての娘の預け先を探したり、歯医者にも連れていったり。
既に心も体もボロボロ、大号泣してしまいました。

そして3件目の先生に
「…これは凄い事になってるね。歯を残す残さないの問題じゃないよ。
一刻も早く抜いたほうがいい。隣の歯の骨まで溶けて、隣の歯まで抜けちゃうよ。」
と言われ、そこでそのまま抜歯をすることにしました。

2件目で大学病院の紹介状をもらっていたけど、治療はまた数週間先になってしまいそうだったから。

もう、この時にはメンタルが本当にどん底で
産後うつにもなってしまいそうなくらい落ち込みました。
ここでようやく、私の口腔状況が崩壊していることに気が付いたのです。
…遅すぎる。本当に大バカ者。

寝られない日が続いて、家族の前でも泣いて。
子どもの前でも泣いてしまって。

「自律神経からくる睡眠障害」という名を鍼灸院でつけられ、いよいよやばいかも、と自分がどんどん崩れていく恐怖でした。

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