EIZOモニターとMacの最強コンビ! Mac版Screen InStyleの魅力を紹介
「はみだしチャンネル」Ogawaです。
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今日は、EIZOのモニターに付属する便利なソフト、Screen InStyleのMac版についてお話しします。僕は、EIZOの27インチ4KモニターEV2785を愛用しています。
このモニターには、Screen InStyleというフリーソフトがついています。
これまではWindows版しかありませんでしたが、2024年3月12日にMac版がリリースされました。
僕は、Macユーザーなので、早速ダウンロードして使ってみました。その結果、とても便利だと感動しました。
ソフトのバージョンはまだ1.00ですが、僕が欲しかった機能はすべて使えました。このソフトのおかげで、僕の作業効率が劇的にアップしました。
どんな機能があって、どうやって使って、どんなメリットがあって、どんな注意点があるのか、詳しくご紹介します。
EIZOモニターとMacの相性は抜群! 4Kモニターの美しさを最大限に引き出す
まず、EIZOのモニターとMacの相性は抜群です。高解像度モニターに強いMacとEIZOの4Kモニターは最高の組み合わせです。
27インチ4KモニターEV2785は、文字が鮮明で美しく、作業効率が格段に向上します。Macは高解像度に対応していて、表示がスムーズで綺麗です。
Macで見る4Kモニターは、27インチが最適です。逆に、Macを低解像度のモニターにつなげると、文字がぼやけたりします。
Macの良さを活かすには、高解像度のモニターが必要です。僕が使っているEV2785は、Macにぴったりのモニターです。
Type-Cポートをフル活用! MacBookの充電も可能
次に、EV2785のType-Cポートをフル活用することができます。このポートは65Wの給電に対応しているので、MacBookを接続しながら充電することができます。これは、非常に便利な機能です。
例えば、ノートパソコンのMacBookをつなげると、画面も映せて、電源も供給できます。これにより、MacBookのバッテリーを気にせず、作業に集中できます。また、MacBookを持ち運ぶときにも、モニターのケーブル一本で済むので、荷物が軽くなります。
Windows版しかなかったころは、Type-CポートをWindowsに繋げる必要があった
今までのWindows版では、Type-Cポートに多くの機能がありました。
Screen InStyleを使うためには、USBの接続が必要でした。HDMIやディスプレイポートなどの信号は送れませんでした。
EV2785では、Type-CポートとWindows PCをつなぐ必要がありました。そのため、Windowsを使っていた時は、65Wの給電ができるType-CポートをWindowsで使わなければなりませんでした。
キーボードショートカットで切り替えられるという便利な機能を優先して、仕方なくWindowsを接続していたのが、今までの状況でした。
Mac版Screen InStyleでできること
さて、ここからが本題です。Mac版Screen InStyleでできることをご紹介します。Screen InStyleをインストールすると、僕がよく使う機能であるホットキー機能が利用できます。
これは、キーボードショートカットにホットキーを割り当てることで、入力信号やカラーモードを切り替えることができます。具体的には、以下のような機能があります。
ホットキーの種類
Mac版では以下からホットキーを選べます
Ctrl+数字or英語キー
Ctrl+Shift+数字or英語キー
Ctrl+Option+数字or英語キー
Shift+Cmd+数字or英語キー
Option+Cmd+数字or英語キー
僕はCtrlキーと数字の組み合わせで設定しています。
入力信号の切り替え
HDMI1や2、ディスプレイポート1つ、さらにUSB Type-CのEIZO入力など、僕の使っているEV2785では4つの入力を、モニター側のスイッチを押さずに、キーボードのショートカットだけで切り替えることができます。
これは、複数のPCやデバイスを接続している場合に非常に便利です。僕は、Mac miniとWindows PCを接続しているので、この機能をよく使っています。キーボードショートカットは、自分で設定することができます。
僕は、Ctrlキーと数字キーを使っています。例えば、Ctrlキーと0を押すと、USB Type-Cに切り替わります。Ctrlキーと9を押すと、ディスプレイポートに切り替わります。Ctrlキーと8を押すと、HDMI1ポートに切り替わります。Ctrlキーと7を押すと、HDMI2に切り替わります。
カラーモードの切り替え
EIZOのモニターには、目に優しいPaperモードや、色再現性が高いsRGBモードなど、自分で設定したカラーモードに切り替えることができます。これもキーボードショートカットで使えます。
僕は、基本的にPaperモードをよく使っています。そのため、カラーモードの切り替えは入力の切り替えよりも頻度は少ないですが、それでも入出
力の切り替え、4つのポートの切り替えをキーボードショートカットでできるというのは、非常に便利で、よく使っています。キーボードショートカットは、自分で設定することができます。
僕は、Ctrlキーと数字キーを使っています。例えば、Ctrlキーと1を押すと、User1モードに切り替わります。Ctrlキーと2を押すと、User2モードに切り替わります。Ctrlキーと3を押すと、sRGBモードモードに切り替わります。Ctrlキーと4を押すと、Paperモードに切り替わります。
マイカラー設定
さらに、Mac版Screen InStyleでは、マイカラー設定という機能も使えます。これは、自分で好きな色の組み合わせを設定できる機能です。
例えば、赤と青のコントラストを強調したり、白と黒の明暗を調整したり、緑と黄色の彩度を変えたり、などなど。自分の目に合った色を作ることができます。この機能は、カラーモードとは別に設定できるので、カラーモードを切り替えても、マイカラー設定はそのまま残ります。
マイカラー設定は、ソフトの画面から操作できます。
以上が、Mac版Screen InStyleでできることのご紹介でした。
実際に使ってみた感想
実際に使ってみた感想としては、非常に便利だと感じました。
まだバージョン1.00なので、今後もアップデートされて、より良くなることを期待しています。Windows版の制限がなくなり、すべての機能をフル活用できるようになりました。作業環境が劇的に改善し、快適な作業空間を実現できました。
僕の使い方としては、キーボードの共有に関しては、EV2785にはKVMスイッチ機能がないので、サンワサプライのKVMスイッチを使って、お気に入りのキーボード、リアルフォースのMac版を2台のPCで共有して使っています。
そのため、キーボードショートカットですぐに信号を切り替えて、KVMスイッチですぐに使いたいPCのキーボードを切り替えるという使い方をしています。
▼実際に使っている機種 : EIZO FlexScan EV2785
▼後継機種 : EIZO FlexScan EV2740X
今日のテーマは、EIZOのモニターに関連するユーティリティソフト、Screen InStyleのMac版がリリースされたことについてでした。
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別の放送でも、あなたに出会えることを楽しみにしています。
それでは!
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