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セイコー鉄道時計を手に入れたのでディスプレイ方法で悩んでいたら、完全に壊してしまった置時計の豚を再利用することを思いついた話
女子に人気!豚置き時計
セレクトショップで一目ぼれした置時計の天使な羽根つき豚。ひきが悪かったのか置時計なのに一か月くらいですぐに電池が切れ、ついでに時間も狂う。海外製クォリティーな残念な置時計でした。
※人気商品なので価格設定がショップごとに違います。私はセレクトショップのb-company青山店で2,800円くらいで入手しました。
最初のうちはそれでも1か月おきに電池を取り換えて使用してましたが、ある日このルーティンにプチっと切れまして…こんなにダメな時計ならクォーツを誠時SP-200とかに交換すればよいのでは?って思い立ってしまったのです。で、深く考えずに時計の文字盤とかを力任せに破壊した結果……交換用のクォーツパーツが大きすぎて、置き時計の木枠に入らないことが判明。少し時計が狂いがちで電池の消耗が激しい豚の置時計が、ただの豚の置物なってしまった瞬間です。
完全に破壊してしまったので、時計の針は固定できず常に6時30分30秒を刺す時計になってしまいました……。
作業デスクの時計
話はかわりまして、デスクで作業する際、目の前の壁に時計を飾りたいなぁと数年前から考えてました。時間はパソコン画面右下を見れば表示されてるし、振り返れば壁にも時計はある。でも作業しながら視線をあまり動かさず時間を確認出来たらいいなぁと思ってたんです。イロイロ候補をみてまわりました。かっこよさ優先でニキシー時計、スチームパンクっぽくてかっこいいけどちょっと待ってこれ視認性にかける。そもそも予算的に厳しい。じゃあデジタル時計とか?壁掛けデジタル時計ってあまりデザイン選べず、しかも大きい。
そこでふと、鉄道時計のことを思い出したのです。鉄道時計とは電車の運転士さんが現在も使っている視認性の高い文字盤5センチの大型懐中時計のことです。
脳内検討リストに入れつつも、優先順位が低かったため、このデスク時計の件はすっかり忘れてしまいました。
生で見た鉄道時計はゴツかわいい!
10年以上ぶり人生2回目の東京ステーションホテルに先日泊まりました。この時ホテルショップの鉄道や東京駅、ステーションンホテルのグッズを扱う丹波屋がオープンしたばかりでした。店内でたまたま展示してあった鉄道時計に一目ぼれ。文字盤5センチ、しっかりよく見える数字書体。そうだ私デスク時計探してたんだと思い出す。
これは買うしかない、でも展示品はとても高くて手が出せないヴィンテージ品。というわけでメルカリで溜まっていたポイントを使用して、オーバーホール済みの手頃な価格の中古品を購入。誕生月だからと自分に言い訳して手に入れてしまいました。
豚の置き時計をさらに破壊する
で、ここからが工作タイム。置時計の時計を外して…
中のクォーツ部分は以前の破壊作業で除去済み‥‥セロハンテープでパーツを仮止めしてました‥‥。
鉄道時計の竜頭が大きくて、はめ込むことができないので、豚時計の台座を削ります。いよいよ戻ることができない領域へ。
ペンであたりをつけてのこぎりでギコギコ。材質は木だと思ってたんですが、成型品だったようです。白い粉がパラパラとでます。
切削面が白くなってしまったのでラッカーで塗装
奥行きを調整するためにダイソーのフロアクッションシートを切り出します。切り出し型は壊した時計の表面プラスチックを使いました。
時計が前後に揺れないように台座にクッションをはめ込んで、竜頭を引っかけてぶら下げます。
あとは破壊した時計の縁枠をはめて完成です。
思った通りぴったり!鉄道時計ケースにジョブチェンジした豚の置き時計の完成です。簡単に取り外しできるので、いつでも時計を持ち出せます。