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690円でキーボードをレトロ風にDIY

デスク周りを好きなモノで囲もうキャンペーン第二弾です。今回はお手軽安価にキーボードをイメージチェンジしてみました。


私もキーボードをおしゃれにしたい!

私のキーボードは、何の変哲もないいたって普通、万人が思い浮かべるTheキーボード的な真っ黒テンキー付きフルキーボードです。

キーボードなんて打てればいいのよ、くらいの感覚で使用していました

それがnote ガジェット系記事巡りしていると、意識が変わってくるのです。恐るべしnote!

noteの住人さんのデスクまわりの写真には、シンプルで機能的でおしゃれキーボードが登場しますよね?

記事を読み込むうちに脳は、あんな素敵なキーボードがあれば、わたしもきっとすてきな記事が書けるに違いない!! インスタインフルエンサーが着ている服を買ったら、映え女になれると同級のバグを起こしました。

赤面モノの勘違いです。

昨年、テレビ地上波で久しぶりに放映されたアニメ映画『風の谷のナウシカ』のばばさまの名台詞がよぎります。

『こうなってはもう、誰も止められないんじゃ』

その時の私は王蟲の暴走のごとく、欲望で我を忘れて、自分好みのキーボードを探してショップサイトを巡りまくりました。

note住民に圧倒的人気のキーボードは静電容量無接点方式のキーボードのHHKBとか東プレリアルフォースです。
みんなが口を揃えて言うスコスコ打鍵感!!味わってみたい私も!でも高い!

ブランド的なオシャレを捨てて、ビジュアルオシャレキーボードはどうか?

テンキーエリアを捨てた80%サイズ テンキーレスキーボード
F列、←↑↓→ を捨てろ ミニマリストになれるぞ 60%サイズキーボード

カラーいろいろオサレデザインいっぱい!木枠のキーボードって無印風だしオサレ過ぎる!

しかし、この辺のコンパクトキーボードはキー配列が英語です。
残念ながら私はJIS配列愛好者。

慣れるまでのタイプミスがストレスに拍車をかけるにちがいない。ストレスフリー目指してるのにわざわざその道すすむのどうなのよ?

と、イロイロ迷走しすぎて、ついに自作したほうがいいんじゃないかの境地までたどり着いてしまいました。

この頃になってようやく心の中のナウシカが金色の野に降りたちました

『心中から物欲が消えた。
止まった。ノダが止まったぞ』
ばばさま解説ありがとう……
 
自作したら、HHKBより高くなるんだよなぁ……

こうして私の欲望のネサフは終焉を迎えるのでした…。

最後のあがきで、この無駄に検索しまくった時間をなんとか有効にしたくて、途中で見つけたちょっと面白そうな商品をポチりました。

それがこちら

キーキャップを輸入する

今のキーボードをレトロ色調にカラーチェンジしたら、キーボードを新調したようなものでは?

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つまりキーキャップの交換です。
690円安すぎ!

配送予定20日から40日となっています。いったいどれくらいで届くんでしょうか?購入日は3月4日です。
では届くまで待ちましょう

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3月16日、はい届きました!


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外箱、説明書などありません。シンプルにこれだけ。
二つにぎゅっと折り曲げられてビニール袋で届きました。相手に届けば外側なんてどうでもよい、おおざっぱ中国包装です。

基本的なキーボードの種類

交換作業前に、まずはキーボードについてお話しします。

キーボードにはパンタグラフ<=メンブレン<メカニカル<<<静電容量無接点方式 (<は価格)のタイプがあります。
おおまかなイメージは

パンタグラフ →音ペコペコ 主にノートパソコン 安いキーボード。

メンブレン
 →音ペコペコ パンタグラフと似てる 安いキーボード。

メカニカル → 音カチャカチャ できる人感がでるキーボード。

静電容量無接点方式 → 高い。できる人しかいない 高いキーボード。高い。

です。これは適当なイメージ説明なので、興味がある方はご自分で調べてね!

注意して欲しいのは
キーキャップの交換が気軽に出来るのは『メカニカル』のキーボードということです。

静電容量無接点方式はちょっと分らないですね!持っていないから(嫉妬感満載)

MYキーボードはメカニカルの赤軸

私は秋葉原ヨドバシで貯まったポイント使用して6,000円くらいのエレコムのキーボードを買いました。『H』キーが壊れてhhhhhhの連打状態になってしまい、再購入しようとしたら廃番で買えなかったのです。

この時初めて自分が使っていたのがメカニカルキーボードだったこと、ヨドバシで試し打ちしたとき、めちゃめちゃ気持ちよくて超高かったキーボードが静電容量無接点方式であることを知りました。

カチカチと音を鳴らして打つのが気持ちよかったので、同タイプの商品を探して見つけたのがオウルテックキーボードです。  

2年経ったら価格が倍に!

オウルテック Cherry社製の『赤軸』スイッチパーツ使用フルキーボード。メカニカルで3,355円と安かったの。

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2年経ったら倍になってた……。えーーー…。これもテレワーク値上がりなのかなぁ。

『赤軸』はキーを打っても疲れないんですよね…。間違えて青軸キー買ったときは小指が攣りそうでした。


キーを外します


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専用のキーキャップリムーバーを使ってキャップを外します。ペンチとか箸とか変に自作道具を使うより、かんたんに外せるからキャップ交換を考えている方は、ケチらずに購入してくださいねー。
ピンセットはあると便利です。

がんがん外していきましょう! 

テンキー0とENTERを外すときは慎重に

大型のキーは構造が違います。リムーバーでキー持ち上げながら、横からのぞき込んでね。針金(スタビライザー)があるのでそれを外しながらとってください。

他のキーと同じように引っこ抜いたら、勢いよくスタビライザーパーツが飛んでいきました。きれいな机で作業して良かったです。すぐに見つかりました。

キーを間違えないように交換する

方向順番間違えないように、恐れずぎゅっと押し込みましょう。←↑↓→は特に気を付けて。

個人輸入のリスク キーが戻らない 製品不良

苦労してはめ込んだのに、0とENTERを押し込んだら、下がりっぱなしで戻りません。電源つないらだ間違いなく000000の連打状態です。

外して原因を追究します。
比較してみると、輸入したキャップは中心部が歪んでほんの少し幅が狭い。
劣化して変形したようです。
これが690円という安さの理由か。

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これではスタビライザーがキャップからはみ出てしまいます。
販売元に連絡して交換とか代替品送ってもらうとか、めんどくさいので
歪んだ内側をカッターナイフでそぎ落とします。

0.5ミリほどけずったら無事にはまりました。

JIS配列から英語配列キャップへ交換の落とし穴

記号の配置が違います。びっくりです
プリント文字と入力される文字が違うことになります。

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@  ” ( )& の位置が入り組みすぎ……()以外は普段余り使わないからよしとする。

完成

元々の黒キャップをバランス良く残して、乳白色とオレンジキャップに交換しました。
どうでしょう?かなり良い感じです。

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せっかくなのでテストイピング

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交換前とほぼ同じ…接触問題なし。

690円で大満足なキーボードが出来ました。



 



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