祖母は胆のう破裂した
先日、健康診断の結果を受け取りました。
ALT(GPT)が34…脂質異常…投薬治療まではいかないけれど、とにかく痩せなさいと医師から指導を受けました。
そういえば、一昨年の胆のう摘出摘出手術した時の説明でこの数値の話があったような……
ALT 880 だったんだ、34なら減った方じゃん!
……冗談です。痩せます。
手術から1年と半年経過。
右脇腹の痛みは一ヶ月に一回くらいあり。
体重は順調に戻ってしまった。痩せねば。
当然だけど謎の腹痛は一切無し。
胆汁が出っぱなしなったせいか便秘も少なくなった。原因不明な下痢などの不調は無し。辛いものを食べたら翌日腹を下すのは手術前から変わらず。
年末実家に帰省した際、摘出した胆のうから採取した胆石の写真を母に見せた。※ヘッダーの写真はわたしの胆石です。
胆石の大きさ、量に母は驚いていた。
『おばあちゃんもこんなには無かったよ』
亡き祖母は私と同じ年の頃、胆のう摘出手術を受けたのだ。
胆管破裂からの摘出だと思っていたら、実は胆のう破裂の手術だった。
おばあちゃん、胆のう破裂してたのか!!
お腹が痛いと町医者に行き、これは総合病院にすぐに行きなさいと言われて転院、総合病院ではただの食あたりでしょと診断され、そのまま帰宅。
その夜、腹痛再発、市内の別の総合病院に担ぎ込まれて受診した時にはすでに遅く胆のうは破裂していた。
破裂かぁ。
わたしも手術前の説明で放っておくと今日にでも破裂しますと言われた。
いやいや、そんなばかな、すぐに破裂なんて有り得ないでしょ。
となんとなく真剣味が足りない感じで聞いていたけど、
祖母の胆管破裂(当時はそう思っていた)を思い出して、即日手術することに同意したのだ。
もしかしたら、あのタイミングで医者にかからなければわたしも破裂の道を辿ってしまったのかもしれない。
破裂する前に摘出できてよかった。
胆管に石が詰まっているのも発見して、そのまま再手術、10日間の入院で済んだのだから。
祖母は生死の境を彷徨いながら半年以上入院していたな。
母と二人毎日お見舞いにいって、病院の自動販売機で売られていたジョアのイチゴ味を飲むのが好きだった。
わたしの胆のう摘出話はこれです