#115 本は読みきろうとするな!? 「 拾い読み 」
「いつも本を読みきれない」と、
悩んでいませんか?
忙しくて、読書する時間がとれなかったり、
本を読むのに慣れてないと、
1冊を読みきるのも難しいですよね。
「読むのを忘れてて、『積ん読』になってた」
「途中で飽きて、読む気がなくなった」
こんなことも、きっとあるでしょう。
そういうときにお勧めのテクニックが、
✅ 拾い読み
です。
なぜ 「拾い読み」 がいいのか?
「 拾い読み 」は、
✔️ 全体を詳しく読まないで、
興味のあるところだけ読むこと。
「そんなことしていいの?」
って、もしかしたら
思うかもしれませんね。
興味のあるところだけ読んだ方が、
むしろサクサク読めるようになります。
最初から読んでいて、
はじめの方の内容が面白くなかったら、
そのあと読むのがつらくなりませんか?
後ろのほうに、
興味があったり
役立つ情報があったとしても、
途中で読むのをやめてしまいますよね。
逆に、興味のある見出しから読むと
「他の章も読もうかな」
と感じやすくなるので、
本を読み進められるようになるのです。
《 興味 》で読むスピードが上がる
興味があるところから読むことで、
集中力が上がって、
読むスピードも速くなります。
おもしろい小説は、
少し分厚くても、
速く読めたりしませんか?
ハリー・ポッターシリーズとか、
「夢中になって読んでたら、1冊読み終わってた」
てこと、きっとありますよね。
「面白い」
「興味がある」と感じると、
脳の「 報酬系 」が活性化して、
ドーパミンが分泌されます。
ドーパミンは、
集中力や、やる気をアップさせる脳内物質。
そのため、
✔️ 好奇心を持って読書をすると、
読むスピードも速くなる
のです。
逆に、
もう飽きてしまった本を
無理やり読もうとすると、
読むスピードはどんどん遅くなります。
拾い読みのやり方
でも、
「読んでみないと、
興味があるかわからなくない?」
て思いますよね。
そういうときは、まず
✅ 目次をチェック
してみましょう。
目次には、本の構造や、
「大体こんなこと書いてるよー」
てことが書かれています。
その中から、
読んでみたい見出しを選んで、
そこから読んでみてください。
その見出しの
『大体の内容』を知りたいときは、
✅ 導入
✅ 「しかし」「つまり」の後の文章
を読むようにしましょう。
なぜ、
「しかし」
「つまり」
の後なのかというと、
著者の結論が書かれていることが
多いからです。
「しかし、最新の研究で、
〇〇と言うことがわかった」
「つまり、悪いのは〇〇ではなく、
△△だったということです」
といった感じです。
全部しっかり読まなくても、
大事なところを「拾い読み」するだけで、
内容も頭に残りやすくなります。
まとめ
「本を読みきれない」
と悩んでいたら、
✅ 拾い読み
をするようにしてみてください。
拾い読みは、
✅ 興味のある見出しから読む
✅ 導入と、
「つまり」「しかし」の後の文章を読む
とすると、
興味のあるところを
速く読むことができます。
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この記事は、こちらの本を参考にしました↓