#145 ストレスは避けるほど悪影響!? 「 ストレスとの向き合い方 」
最近、ストレス溜まってませんか?
仕事で、
生活で、
人間関係で。
ストレスが溜まることは、
たくさんありますよね。
「ストレスを避けたい」
「ストレスから逃げたい」
と思うこと、きっと誰しもあるでしょう。
ただ実は、
❌ ストレスは、
避けようとするほど悪影響が出る
ということが、
さまざまな研究でわかっています。
ストレスを避けるとどうなるか?
ストレスを避けようとすると、逆に
✖️ 心も体も病みやすくなります。
アメリカで行われた実験では、
1000人以上の成人の参加者に、
「ストレスにどう対処してますか?」
と質問。
そして、その人たちを
10年にわたって追跡調査したところ、
「 ストレスはできるだけ避ける 」
と答えた人たちほど、
うつ病になった確率が高かったそうです。
また、チューリッヒ大学の研究でも、
「ストレスを避けたい」
と強く思っていた人ほど、
ストレスを感じたときに、
体力・集中力・自制心が大幅に低下。
他にも、ストレスを避けようとするほど
幸福感や、人生の満足度が下がる
ことも分かっています。
これは、ストレスから逃げることで
✖️挑戦を避けて、チャンスを逃す
✖️コミュニケーションを避けて孤立する
✖️暴飲暴食など、自己破壊的なことをする
✖️問題が先延ばしになって、
いつまでも解決できなくなる
などのことが起きて、
余計にストレスが増えてしまうから。
一時的に逃げて回復することも
時には必要ですが、
「 ストレスは悪いもの 」
「 ストレスは避けるべき 」
と思い込むと、
ストレスの悪い連鎖にハマってしまいます。
「利用しよう」 と思うだけでも効果的
「そんなこと言ったって、つらいものはつらい」
「じゃあどうすればいいんだ」
と思うかもしれませんね。
実はストレスは、
✅ 考え方を変えるだけで味方になります。
「ストレスを避けるべき」
と思っていると、
悪影響しか出ませんが、
「 ストレスは利用できる 」
と思うだけで、
役立てることができるのです。
「ストレスが役立つの?」
と思うかもしれませんが、
✅ 私たちがパワーを発揮するとき、
ストレスの力が働いています。
そもそも、ストレスがなぜあるかと言うと、
危機が迫ったときに体を「 興奮状態 」にして、
危機を脱するため。
緊張したときにドキドキするのは、
全身に血液を巡らせて、
身体のパフォーマンスを
上げようとしてるのです。
ロチェスター大学の教授である
ジェレミー・ジェイミソンの実験では、
試験前で緊張している学生に、
次のようなメッセージを送りました。
「ストレスを感じると、テストの成績は
良くなることが研究で分かってる。
だから不安になったら、
『ストレスのおかげでうまくいきそうだ』
と思えばいい」
すると、
このメッセージを受け取った学生の方が、
落ち着いて試験を受けた学生に比べて、
成績が大きく上がったそう。
つまり、不安やストレスを感じていても、
✔️ ストレスは役に立つ
✔️ ストレスでパフォーマンスが上がる
と考えるだけで、
ストレスの良い影響を引き出せるのです。
ストレスが強いほど力を発揮できる
また、
「ストレスは役に立つ」と考えていると、
ストレス反応が強いほど
パフォーマンスは上がります。
同じ実験では、
不安や緊張が強かった学生ほど
高得点を取ったそう。
つまり、ストレスが強いときほど
「利用してやる」
「これでパフォーマンスが上がる」
と考えることで、
パフォーマンスが劇的に上がるのです。
追いつめられたときほど
良いパフォーマンスができた経験、
ある方もきっといるでしょう。
ストレスが強いときほど、
私たちは真価を発揮できるもの。
ストレスは、
✖️「避けよう」
↓
⭕️ 「利用しよう」
と思うだけで、
敵から大きな味方になるわけです。
まとめ
「ストレスを避けたい」
「ストレスから逃げたい」
こう思うほど、
ストレスの悪影響が出やすくなります。
そんなときこそ、
✅ このストレスを利用しよう
と考えてみてください。
✔️ ストレスは役に立つ
✔️ ストレスが高まるほど
パフォーマンスは上がる
こう考えることで、
ストレスは悪影響どころか、
パワーを引き出す味方になります。
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この記事は、こちらの本を参考にしました↓
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記事紹介
カウンセラー優さんに、
記事を紹介して頂きました!
カウンセラー優さん、ありがとうございました🙏
こちらの記事では、
「 呼吸比 」で嘘がバレるかも?
という内容について書かれてます。
「 吸う・吐くの比率で嘘を見破れる 」
という話がとても面白く、
嘘をつきたいときには意識しようと思いました笑