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分割キーボード「MD600 ALPHA SPLIT-ALICE KEYBOARD」のマクロプログラミング

こんばんは!
PCを使って仕事をしていると定期的に新しいキーボードが欲しくなりますよね?
私は直近まではHHKB Studioを使っていたのですが、分割キーボード熱が高まりました…!!

熱が高まったタイミングで社内のSlackで同僚に教えてもらったMD600 ALPHA SPLIT-ALICE KEYBOARDを購入しました!

見た目

私の好みは60%くらいのサイズで、キーがしっかり押し込めるタイプです!
有名どころだとHHKBですね。無駄なキーがなくて美しいです!!
今回購入したキーボードもご覧ください。

MD600 ALPHA SPLIT-ALICE KEYBOARD

Windowsキーなど不要なキーはありますが、全体的に無駄のない素敵な配列です。
あと、光ります!Waveさせたり、クリックに反応して光らせたり色々なパターンがあります✨

1つ気に入っていないところは`6`の位置です。私は右手で`6`を打つのですが左側にしかありません。
一方で`B`は両サイドにありますが、左手でしか打たないので右側の`B`はいらないです。まあ右側にしか`B`がなかったら`6`と同じ不満を感じるので両方にある分にはヨシです。

マクロプログラミング

このキーボードには「マクロプログラミング」という機能が備わっています。
この機能では好きなキーに違うキーを割り当てることができます。1つのキーに複数キーの同時クリックや一連のキー操作を登録することもできます。

この機能のおかげで無限にキーマップを変えることができます。また、レイヤーが4つ用意されているので4種類のキーマップを設定することができます。(デフォルトレイヤーだけキーマップの変更不可なので注意)

キーボード探しの旅へ

さあ、みなさんキーボードを買い替えたくなってきましたね?
パソコンを使う仕事をしている場合、キーボードはほぼ毎日使うものです。
この記事も2,000文字ほどあるので少なくとも2,000タイプはしています。

多少高くても自分が気に入ったものを手に入れて、楽しいキーボードライフを過ごしましょう!

[おまけ]私のキーマッピング

マクロプログラミング / Mac設定 / ⌘英かな を利用して次のようにキー配列をカスタマイズしています。

Mac設定

Macでは修飾キーをカスタマイズすることができます。
私は次のように変更しています。

修飾キー

Caps Lockキー(Aの左)はCommandに置き換えています。コピペなど様々なショートカットで活用するので押しやすい位置にしています。
Commandはいい位置に配置したので、既存のCommand(スペースの両サイド)はControlと置き換えています。Controlはあとで紹介する⌘英かなを使って英字とひらがなの入力切り替えに使っています。
最後に残った既存のcontrolはoptionと置き換えています。optionが3つの中で一番使わないので一番遠い位置にしています。

⌘英かな

このアプリを使ってスペースの右Controlはかな入力へ、スペースの左Controlは英字入力へ切り替えるスイッチにしています。

設定画面

ちなみに日本語キーボードの場合、入力切り替えキーは1つで現在の入力モードから反転させるタイプが一般的だと思いますが、反転させるタイプだと現在のモードを意識する必要があり切り替えミスが起こりやすいです。
英語に切り替えたはずなのに日本語になって、うげっとなった経験があると思いますw
今回のように役割を分けたボタンを2つ用意する場合、元がどちらのモードであったとしても割り当てたモードにしか切り替わらないので切り替えミスを減らすことができ、おすすめです。

マクロプログラミング

最後に細かいところに手が届いていないところをカスタマイズしていきます。

\とバックスペースを入れ替え

HHKBの場合、バックスペースと\が逆です。これに慣れきっているので今回も入れ替えました。
一般的にはHHKB配列の方が少数派ですが、バックスペースの方が利用頻度が高いので、ホームポジションに近くなって合理的だと感じています。

HHKB

矢印キーを調整

矢印キーがない代わりにFnと組み合わせることで矢印キーを実現しています。組み合わせは次の通り。

  • Fn + j  ←

  • Fn + k ↓

  • Fn + i ↑

  • Fn + l →

上記配列いかがでしょうか?なんか惜しいですよね?
そうです、Vimの配列と絶妙にずれています。Vimmerとしては耐えられないので次のようにカスタマイズします。

  • Fn + h  ←

  • Fn + j ↓

  • Fn + k ↑

  • Fn + l →

左スペースをFnに置き換える

Fnは矢印キーなどで頻繁に使うのですが、キーボードの両端にあり押しづらいです。
私はスペースは右手で押すことが多いので、左スペースをFnに置き換えました。これによりFnの利便性が格段に向上しました。

` ~をFn + \ に配置

このキーボードでは、` ~はキーがなくてFn + Escに割り当てられています。
`はMarkdownやSlackやGitHubで頻繁に使います。〜も伸ばし棒として地味によく使います。
Fnキーを左手親指で押すように調整したこともあり、左手でFn + Shift + Escと3キー同時に押すのはなかなか手間です。そこで右側に移すことにしました。

よくよく思い出すと手に馴染んだHHKBは右上に配置されています。

HHKB(再掲)

HHKBのように右上にキーは余っていないので、 Fn + \に割り当てることにしました。

最終的なキーマップはこちら。

キーマップ
キーマップ(Fn同時押し)

マニュアル

https://archisite.co.jp/wp-content/uploads/2023/04/Mistel-MD600-Alpha-RGB-BT-Manual.pdf


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