生きる意味
人間の脳の神経系と宇宙の銀河の繋がりは、そっくりなんだそうだ。
そう考えると、宇宙って何かの生物の脳で、自分たちはその細胞(もしくはミトコンドリアみたいな外部から入ってきた細胞)なのかもしれない。
もしかしたら、私の体の中でも文明が築かれてたりしてね。
宇宙が何かの生物の脳じゃなかったとしても、この宇宙に他の生物がいるのは明らかだ。
むしろこんなに宇宙が広くて、星がたくさんあるのに、他の生物がいないという方が無理がある。
「他の星には酸素や水がない」という人もいるが、酸素や水がなければそれに適応した生物になるから大丈夫だ。私たちの価値基準で判断してはいけない。
また、全ての地球外生命体がのっぺりして銀色で手足が長く頭が大きく人間より知能が高いわけじゃない。
ていうか、そもそも、人間と同じような形をしているのはおかしい。
もしかしたら4足歩行かもしれないし、水中で文明が築かれているかもしれないのだ。
このように宇宙にはたくさんの生物がいる。
私たちは偉そうにしているが、そんな生物の一部でしかない。この世には得体の知れない物がまだまだたくさんあり、それはきっと何億年生きても解明されない。
そう考えると、生きてる意味があると思えない。
なんのために、繁殖し発展し改善し生きるのだろうか。
私たちは1番じゃない。
「地球」、少なくとも「太陽系」という枠からは出られない。
私たちの知ることができない壮大な宇宙を思うとこんな小さな自分の、こんな小さな出来事にこだわる必要があるのだろうかと思う。
こんな小さな地球での出来事で一喜一憂し、勝ち負けを付け、なんの意味があるのだろうか。
どうせすぐ死んでしまうし、私たちは小さすぎてバカみたいだ。
「個人のしあわせ」や「幸福」を求めて生きることは「人」として大切なことではあるが、結局根本的なところでは何も解決しているように思えない。
私には人間が必死に生きる意味がわからない。