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星組「ディミトリ」1/19新人公演の感想

☆まず、星組さんの新人公演が大劇場に続き
東京でも行われた事、心より御祝い申し上げます!!
大劇場も東京も新人公演を見る幸運に恵まれるとは~ご縁に感謝(涙)
両方とも見るのは初めてだから、違いや進化がわかった…本公演も更に観劇してたから、今日は細かいところをよ~く見ました!

☆あまと君は元々、攻めるタイプの舞台人だと思ってて
「ディミトリ」本役のムルマンでもショー(ローグ男とか)でもボッコボコにやられてるんですが(はまのが)笑
ディミトリでは見事に“謙虚で聡明”というお役を捉えてモノにしてましたね、ルスダンに対する優しさもヒシヒシと感じた…だからこそ、気持ちが入れ替わるハトチャン以降にメリハリが効いて、ルスダンと身体は離れていても心を一つに闘うシーンの迫力がすごかった!!
ご挨拶の「当たり前で無い事を知っている私たちだからこそ」が重い…休演もありどれほど不安があったか、重圧の中で新人公演メンバーを引っぱって来られたご苦心に思いを馳せ…ご無事に終えられ、おめでとうございます!
(個人的に、おふみちゎんの事に触れてくれたのもスゴク嬉しかった)

☆ひよりチャン、大劇場の新公後から本公演でも
判別できるようになって(てか、すごい目立つポジションだった笑)意外や意外、花總さんを思い出す正統派美貌にもかかわらず、彼女もめっちゃ攻めるタイプの舞台人でした~(でも星娘としては最適解)☆
やっぱりルスダン少女時代より物語終盤の方が惹きこまれる、色々な怒りや絶望や、女王でなければ経験しなかったであろう苦難を経て孤高の人となっていったのを、順を追って丁寧に表現してらしたと思います…あと大劇場では気持ちが入ると早口になってたけど、今日は落ちついて発声してましたね、色々な場面で涙を流していながらも。
東京では、最後に微笑みながら去って行った…麗しき女王に拝謁できて、光栄です!

☆たいき君ジャラルッディーン帝王…惚れました!!
大劇場でも長身に豪華なお衣装が映えるスケールの大きさがあったけど、今日はそれに高貴さと色気が、そして故国を追われ流浪する哀しみが…流し目に刺し貫かれた、はまのも(シャープな美貌+高身長に弱い本当に)!
出てきただけで辺りを払う颯爽感、(難しい)お歌も朗々と響き渡り、あれはディミトリでなくても服従してしまう~ルスダン~もったいなくない?彼を振っちゃっていいのホントに!??

☆きわみヘイルは…きっと立ってるだけで
女性が寄ってくるんだろーな、奴隷の身分でへりくだってるけど実は自分の価値(美貌)をよーく知ってるんだろーなって思わせる密かな自負?みたいなのを感じてるんですよ、ドレスの裾をつかむのも手管の内、だからあそこでファイティングジャガー♪になるのは流れとしては自然なんだけど
タケミヘイルはもっと素朴で純粋な印象、ルスダンに言い寄る時も必死さがある、裾をつかむ時も懇願してる、だから「許された、イケる!」とわかって一気にオスになるんだよね~ズルくない?どっちもめちゃくちゃ魅力的、選べません!!(選ばんでいい)

☆ほーま君の物乞い、大劇場の時もタカラジェンヌの
限界突破した禍々しさに恐れ入りましたが
東京ではそれに哀しみも入っていたように感じたのは、はまのだけ?最後の新公、爆難しいお役に体当たりして、モノにして、更に深めて…素晴らしいです!!(喝采)

☆どんちゃんの落ち着きと美しい歌声が、
フレッシュな新人公演の空気をガッチリ締めていたと思う…若手中心の舞台は勢いが大きな魅力だけど、それに重厚感が加わると奥行きが出る、得がたい人だと思います~♡

☆ゆりちーは、大劇場ではタマラ女王の神々しいまでの
麗しさが印象的だったんですけど(白いお衣装が似合いすぎ!!)
ホラズム兵で「え、めっちゃ綺麗でスタイルよい(のにひげモジャ)な人がいる」と思ったら彼女でひっくり返りそうになった話、する~?ホントに何でも出来るコなのね…

☆ゆーなちゃんも舞台を締める実力と存在感が
際立ってる人、今回トビリシの町と市民は彼女が要になってまとまってたと思う…でもモンゴル兵やホラズム兵としても立派に戦って大活躍でした!!オールマイティなのは知ってた、ほんとにスゴイ(拍手)

☆ゆずは君ナサウィーは、大劇場の「ハラに一物」感が
薄まり、本役ぴーちゃんの優美さと帝王激推し感(笑)に近づいてたと思います、ハトチャンのところのニッコリにそれを感じました…
でも捲土重来ソングでは思いっきり美声をご披露、発声の安定感ハンパない、え?まだあと1年新公あるんですか~彼(彼女ですよ)が重鎮になる舞台、楽しみだ!!

☆くっしー君がカルマリクになったの、なんかわかる
技術的に秀でて存在感バツグンなのは本役のハルト氏につながる、新公のホラズム兵はほとんど娘役ちゃんが演じてて「ひげモジャなのにイヤに可愛い」みたいな感じが否めないところにくっしー君がいたら、なんか抜群に安定感が出るんですよね…「ホラズム兵には、やっぱり豪傑に見える人も入ってないと」枠だったと思うの、はまのだけ~?

☆みつるぎ君イヴァネについては、大劇場で見た時は
「イケおじビジュアル最強すぎる~いいわ~イカスわ~~」て思ってたら終わってて←
でも、本公演でひーろーイヴァネを何回か見て、彼の本領は「ジョージアの父」ではないか、国に対しても、王&女王に対しても、もちろん実の息子(アヴァたん♡)に対しても広い視点と大きな心で支える父性だと思ったんですけど
今日みたら、みつるぎ君も出てましたね~父性!特にミヘイル事件で転がった王冠を見る目つきの切なさと、心を入れ替えるアヴァたん♡を見る目つきは深く心に響いた…激イケビジュアルに見惚れてウッカリするんですが、お芝居できる人だとは思ってたんですよ~戦闘シーンの表情の迫真さで!

☆るりはなチャンも、本公演で大きな(かつ難しい)お役を
こなしてる実力派なので…大人の女性の艶やかさと哀しみを表現しなきゃいけないバテシバさんを、自然にに演じててとっても美しかったです♡あと難しいナンバーを歌いこなすのも、星組が誇る歌姫である彼女ならではですな~♪

☆あいり君ギオルギ王、大劇場でも歌って踊って
安定の実力を発揮してた上に、青年王の爽やかさが眩しかったですが
東京では、死の床の「パニクる妹に後事を託す必死感」「激痛に気力だけで耐えてる感」が加わってたと思います…つくづく難しいお役ですね陛下ってば…

☆みらんチャンは、今日も可愛くてキレイで素敵だった…
彼女も攻めるタイプの舞台人で星娘の先頭きって走ってる、いつも(良い意味で)ガチ一生懸命なイメージだけど
リラの花の精としてヒラヒラクルクル歌いながら舞う姿は、逆に新鮮で惚れ直しました~お歌も聴けたし、なんてはまの得♪

☆ちづるぴゎんカティア、相変わらずの貫禄が魅力的♡
声もドスが効いてて素敵だ~ビジュアルはどっから見ても可憐な美少女なのに…メイベルといいエデ姫といい、根性のあるお役を演じるたびにほの見える中の人の腹がすわった男らしさ(イコールはまの最上級の褒め言葉)、ソレはまのが惚れちゃうやつだから~!!

☆あの…市場で屋台がグルグル回るの、今回はじめて
知りました…本公演で気づかなかった~いかに毎回、色んな人を必死こいて追ってるかわかりますな~(笑)

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