この前、福岡に帰ったときの話(2023年ver)
※身バレ防止の為、フィクションを混ぜて書いてます。
2022年末、3年振りに僕の故郷である福岡県に帰った時の事を書きます。
本来であれば毎年帰省をし、母を始めとする親族全員に元気な姿を見せるべきなのですが、僕にとって故郷は様々な思い出がある場所で中々帰る勇気が湧かず、結局数年に一度のみの帰省になってしまっています。
しかし、2022年の半ばに母が併発症を患った事をキッカケに「ちゃんと帰らなきゃダメだなぁ」と思い始め2022年は帰省する事に。
つまり、悪い言い方になりますが「母との残された時間」を意識するようになった訳です。
避けては通れない親との「別れ」。
それを意識した上での帰省で僕が感じた事を聞いてくれたら嬉しいです。
【東京→福岡へ】
↑持っていく物リスト。
忘れ物はなし!出発です。
羽田空港。
僕が東京を発ったのは12/31で帰省ラッシュの真っ只中でした。
空港は好きです。
「これから旅が始まるんだ。」って気分になるし、お土産売り場に集まる人々の表情を見るのも好きなので。
僕が買ったお土産。
東京バナナを買いたかったのですが、あまりにもお土産売り場が混んでいたので断念。
代わりに東京バナナカステラを購入。
約2時間飛行機に揺られ福岡に着きました。
久しぶりの故郷です。
ちなみに、年末年始で中洲の屋台ラーメンなども閉まっていたから今回の帰省で「福岡名物」的な物は食べていません。
博多駅から新幹線に乗り、実家最寄り駅を目指します。
着きました。
仕事の都合で東京を発つのが遅くなってしまったので辺りはもう真っ暗です。
道路。
誰も居ない(笑)
まぁ、人口過密地域以外はこんな感じですよね。
なんやかんやで3年ぶりに実家に到着。
何故かおでん🍢でお出迎えしてくれます(笑)
0時になったので初詣へ行く事に。
実家に集まったのは姉、姪っ子×3、母、叔母だったので僕以外は女子でした。
みんなで鐘を突くの図。
子供達は全力で突くから音が凄まじかったです(笑)
↑姉&僕。
年越しそばを食べるの図
で、次の日はみんなでお寿司を食べて遊びに行った!って感じでした。
初売りでタオルを必死に袋に詰め込む姉&母(笑)二人とも一生懸命で面白かったです(笑)
【帰省を終えての感想】
「帰省あるある」だと思うんですけど、とにかく!ずーーーーーーーーーーーーーっと!!子供達と遊び続ける事になりました!(笑)
子供達「はまたろう!(呼び捨てにされてます)お馬さんして!」
とか
子供達「はまたろう!お年玉まだ?」
とか
子供(ry「はまたろう!鬼ごっこしたい!(僕がずっと鬼です。)」
とか
「はまたろう!ゲームしよう!(勝ちすぎても怒るし、わざと負けても怒るから塩梅が難しい)」
とか、とかとかとかとか!!!!
もう、ひたっっっっすら!
親戚の子供達の相手をさせられました!(笑)
ま、良いんですけどね!可愛いんで(笑)
ちなみに「血縁の子供が可愛く見える」理由は自分と遺伝子情報が近いから本能がそうさせるらしいです。
親子なら50%、兄弟なら25%、甥や姪は12.5%、自分と遺伝子情報が同じらしいので、他人より可愛くみえる!みたいな…。
と、とにかく!!結論から申し上げますと。
「母の終活」の話は全く進まず、3日間ただひたすら子供達と遊んで僕の帰省は幕を閉じました(汗)
…お、俺は一体何をするために帰ったんだ…!?
【母が愛した町】
不幸自慢ではないのですが僕の母は先天的に身体障害をもって生まれてきました。
だから健常者より長生きする事が出来ません。
で、そんな母は幼少の頃、障害のため施設に通っていたのですがその時に父と出会ったらしいです。
※父は指が無く母は足が曲がっていて歩行に難がある
神の計らいもあり母と父は結婚して姉と僕が生まれました。
その後、僕と姉は母に連れられ福岡に住み始めたのですが障害持ちの母は務め先が決まらず経済的に苦しみ、僕達は住居を転々とするようになります。
小学4年生の時、やっと安定した生活を送れるようになり安心したのも束の間「お前の母ちゃん歩き方気持ち悪いな」と同級生達から、からかわれるようになって気の弱い僕は言い返せず不満を溜める事に。
その年の体育祭の日。
僕はからかわれるのが嫌で母に「母さんの身体の事でクラスメイトからからかわれてるんだ。だから今日は来ないで欲しい」と言ったら、母は言葉も無く涙を流し始めました。
その涙が僕の手の届かない所で流れている事に気付いた時、それをどう受け入れるべきなのか迷った事を今でも覚えてます。
「母さんは死ぬんだ。僕よりも早く。」
この歳になり、それを強く意識するようになってから考え方が少し変わったかもしれません。
今までは「居て当たり前」だったものが居なくなる。
そう思うと「居て当たり前だったもの」がすごく愛おしくなるんですよね。
だからこそ残された時間を精一杯大切に過ごしていきたいと思っています。
少し暗い話になってしまいましたが、これも避けては通れない「喪失の話」なので書かせて頂きました。
血族との「別れ」。
それに関しても今を精一杯大切に生きる事がベストなのでしょうね。
【射手山羊がめ座】
※親友の身バレ防止の為、嘘を混ぜて書いてます。
「私の誕生日は12/22なんです。そう、山羊座と射手座のちょうど真ん中。だから私は自己紹介で星座を聞かれた時、『星座は射手山羊座です!』って答えるようにしています。」
昔、そんな事を言っている人がいました。
聞いた直後は(…い、いてやぎ??…ど、どういう事だ??)と混乱しましたし、未だにその人が言っていた謎理論を理解出来ていませんし、多分一生その理論を理解する自信はありません。
が、この季節になったらその事を時々思い出します。
だから今度。
親友に会いに行こうと思ってます。
ま!結果はどうなるか分かりません。
「気持ち悪い!」
とか
「迷惑!」
とか
そんな事を言われるかもしれませんが
腹をくくって行きます。
…正直に言えば拒絶されるのは怖いです。
しかし、このまま何もしないで人生を終えるのはもっと怖いんです。
きっと大多数の人は「絶縁」した後、そのまま人生の幕を閉じるのだと思います。
そしてそれは多分正解なのでしょう。
で、でも…
それでもやってみます!
例え間違えだったとしても……!!
例え拒絶されたとしても…!!
それに僕の親友はすごく良い子です。
だから「案外、あっさり許してくれるんじゃないかな。」なんて期待も抱いてます…!
人生は一度きり…!
何でもチャレンジだ!!
ドキドキするんだな!
※親友が再会を少しでも拒む素振りを見せたら接触を諦めます。
何年もかかるかもしれませんが、とにかく反応を見ながら慎重に、慎重に判断するつもりです。
【最後に】
1/3の早朝、僕は福岡を発ちました。
寒暁のピンと張り詰めた空気が身を引き締めます。
まだまだ新幹線達も眠っている。
3年振りに訪れた故郷は調布駅と違い様々な変化を感じました。
建物も、風も、星も、空も、思い出も。
きっと僕が愛した物は、もう何も残っていなかったのだと思います。
でも、その変化は不思議と嬉しくて
故郷が「私達は前に進んだ、だからお前も前に進みなさい。」と語りかけてくれているような気がしました。
僕を包みこんでくれるような大きくて温かな優しさ。
痩せこけた良心を癒やしてくれるような空。
誰にだってある、心の傷や隙間。
それを癒やして埋めてくれるものが故郷や家族なのかもしれませんね。
【寿命が千年ないのに、ぼくは何から手を付けていいかわからなかった。
何をすればいいのだろう。仮に、とりあえず、今のところは、しばらくの間は、アルバイトでもして様子を見る。そういうことだろう。
十年先に何をやっているかを今すぐに決めろというのはずいぶん理不尽な要求だと思って、ぼくは何も決めなかった。
社会は早く決めた奴の方を優先するらしかったが、それはしかたのないことだ。ぼくは、とりあえず、迷っている方を選んだ。】
↑はスティル・ライフからの抜粋です。
時間は有限だから慎重に決断したい。
でも迷っていたら老いて朽ちていく…。
早く決めなければ
急がなくては
急がなくては…
そんな迷いと決断の連続である人生は多くの人を悩ませ、不安にする事でしょう。
そして多くの人達が抱く悩みや不安で構成された世界で生きて行く事は大変だと思います。
不安、期待、嬉しい、悲しい
何もかもが交錯する、この世界。
右も左も、北も南も交錯し、進むべき方角も分かりません。
だから、戸惑い続け、迷い続け、右も左も分からなくなった時、僕は思い出すようにしています。僕の事を見守り、道を示してくれる場所。
母が愛した町、僕の故郷の事を。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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