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❀🐤感謝🐾

❀🐤感謝🐾

※友達の身バレ防止の為、嘘を織り交ぜて書いてます。

早いもので2022年も終わりですね。

皆様はどんな一年を過ごされましたか?
幸せに、平和な一年を過ごしてくれたのなら凄く嬉しいです。

僕は、年始に立てたはずの目標が年央から迷子になり、今年は何に向かって生きていたのかよく分からないまま一年が過ぎたような気がします(笑)

そんな一年の締めくくり、今年のまとめと振り返りがしたくてブログを書く事にしました。


「僕の一年」

今年は大きな物を失ってしまう、という良くない形でスタートを切りました。
まぁ、その喪失は当然と言えば当然の結果だったのですが、喪失に失望せず、それから失った「何か」を取り戻す為に色々行動出来た事は良かったと思っています。

人生は不思議なもので「失う事」と同時に、それと同じだけ大切なものが返って来ます。
僕も様々なものを失いましたが、それでも同じだけ大切な物が返って来ました。

しかし、等価値の物が返ってくるのだとしても、何かを失って良い訳では無いのだとも思いました。
なぜなら「失くした物は帰って来ない」し、喪失は多くの人を傷つけるから。
そして失う程に、人生は傷だらけになり歩き辛くなっていく。
そんなの本望じゃないです。

(もう、誰も何も失いたくない。でもどうしたらいいんだ…。)

そう思った僕は「誰も失くさない方法」を探す為。そして失い続け、失敗し続けた過去を振り返り反省すべく、思い出の地に行く事にしました。




「調布駅」


三年前の夏。
ここで花火大会が行われた時、初めて路上で歌いました。
歌った動機はもう忘れてしまったのですが、とにかく緊張した事だけは覚えてます。

現在のぼくは一曲だけギターで弾き語りが出来るのですが、当時は何の曲も弾けず、アカペラで歌っていて最初はヤジを飛ばされたりしていたんですね。

「ギターも弾けないくせに歌うな!」みたいな。

でも、諦めず歌っていたら
1人、2人と人が集まって来てくれて…
最終的にはそこそこ良いライブになったと自負しています。


そして路上ライブが終わった後、親友に電話したら
「何それ、ウケるんだけど(笑)何で歌ったの?大丈夫?」
みたいな事を言われたんですね。

僕は、その親友の明るさや優しさに触れられた事が凄く嬉しくて
(…持つべき物は「友」やなぁ)
なんて能天気に思った事を覚えてます。


この街は何も変わってません。


あの夏の日から


時間が止まっているかのように




僕だけを残し、街は存在し続けている。

当時の僕は気付きませんでしたが三年前、僕は全てを手に入れていたのだと思います。
仲間も、大切な人も、夢も、希望も、幸せも。
しかし愚かな僕は、全てを失うまでその事に気づきませんでした。
気付かず、その幸せに驕り、それが当たり前だと勘違いした。

彼女を失うなんて思いもしないで。

そして彼女を失い、初めて「幸せ」の意味に気付いた、と。






「下北沢駅」

次に訪れたのは下北沢。
東京の街で一番好きな街。

三年前の、とあるライブをキッカケに(今考えたらヤバイ奴なんですが)「夢を追いかけよう!」みたいな事を考え始めて、よく分からないカルトマルチに騙されたりして…

懐かしいです(笑)
そんな事もあったな(笑)


当時のライブハウスは健在。


下北沢も年末の夜中は静かです。


ここでよく歌ったなぁ。


三年後、今の僕は形は違えど夢を叶えたのかもしれません。大切な仲間も居ますし希望もあります。

でも、ちっとも安心出来ないのは何故でしょうか。

「この人になら何でも話せる」

そう思える人を失う事が、こんなに辛い事だなんて思わなかったです。


東京は街の光が空に反射して星が全く見えません。
だから、願いを叶えてくれる流れ星を東京の空で探しても仕方がない事なのかも。

でも、それでも。
東京の空に流れ星を求めてしまうのはどうして?

在りもしない、星達に思いを馳せてしまうのはなぜ?



「品川」

最後に訪れた街は品川。


確か、この場所で歌ったような気がします…

ちなみに以前歌った時は親友の前だったんですけど、その時の体験が結構トラウマで…

何故トラウマかと言うと、1曲歌い終わる度に親友が
「へぇ〜、まぁまぁじゃん。……あれ?…もう歌わなくていいの?もっと歌いなよ(笑)もったいないし。ほらほら(笑)」みたいな感じで、僕を煽って来たからです(笑)

まぁ、(勘弁してよ…)
なんて思いながらも歌いましたがね。プロなんで。




現場。今も、ここで彼女が僕に笑いかけてくれているような錯覚を起こします。


当然ですが現場を振り返っても、もう親友はいませんし街行く人々も誰も居ない。居るのは僕独りだけです。

…ふと、独り佇む自分の姿が気になりガラス越しに自身を見つめてみました。

夜の街に一人、ポツンと僕が立っています。

しかし、不思議とその姿から孤独は感じません。
また、現場を見て親友の事を思い出し涙は流れますが以前程、心は痛まないです。

…この感じ、うまく説明出来ませんが。

(あんなに良い子に会えて俺は幸せだったんだ。だから、それを誇りにして生きていこう。)

こんな感じで僕なりに思い出を咀嚼し、決着が付いて来たのかもしれません。
言い方は悪いですが、彼女を失った事をキッカケにして「もうこんなに辛いのは嫌だ!誰も失いたくない!だから人を大切にしなければ…!もう一人は嫌だ!」と思うようになった訳ですしね。

ただ、これから様々な出会いがあったとしても、ここに来た時に涙を流せる自分で在りたいとも思いました。

最高の親友の事を
きっと忘れないように
ずっと忘れないように

はるかぜとともに、彼女の笑顔を思い出せるように




「思い出の地を巡って」


結局、何か見えたような見えなかったような、よく分からない感じでした。

「誰も失わない方法」

恐らく、そんなものは存在せず。ただ単純に、喪失の事実が残るのみで、それを糧に人を大切にして生き続けるしかないのでしょう。

全ての事には理由があり、親友を失った事で僕は人を大切に出来るようになりました。
そして、今も親友の事を思い出して涙は流れますが、かつてのように自責の念や渇望が支配する心では無く、それを誇りに思えるようになりつつあります。

(頼む神様、もう一度彼女に会わせてくれ!反省した!だから俺を許してくれ…!頼むよ…)から

(最高の人に会えた俺は幸せ者だ。だからそれを支えにし、誇りに思い、生きて行こう。)へ。

人生は不思議なもので、失った物と等価値の物が手に入るように出来ています。
間違いなく、デザイナーの子は僕が出会った女性の中で一番良い人だったし、僕も一番大切に思っていました。
そして彼女を失ったおかげで、怒る事を辞め、酒を辞め、人を大切にし、失わない為に全てを許し、今日まで生きて来た僕が居ます。


(誰か聞いてくれよ…!でも、誰に言えばいいんだよ…!)

なんて、心が叫ぶ事もあるし、彼女の事を思い出し涙が溢れる時があるのも事実。

でも、それで良いんです。
彼女は嫌がるかもしれませんが、きっとそれが俺の「誇り」になるのだから。


多分、僕が生きている間に親友と再会する事は難しいでしょう。
苦しいですが、もうどうしようもない事です。
俺は許されないでしょうし、彼女へ連絡を取る術もありませんし、仲直りの方法も全く思いつきません。
でも…だからこそ、天寿を全うした後。あの世で彼女と再会した時に彼女を腹一杯笑わすべく、面白可笑しい人生を歩んで行きます。

あの世で彼女に謝るべく、僕は彼女との出会いを「支え」にして正義の道を生きて行きます。

あの世で彼女に誇れるよう、僕は全てに感謝し、全てを許して生きて行きます。


大丈夫。
大丈夫だ。
死してなお、人生は続く。

だから「終わり」なんてないし「別れ」なんて存在しないんだ。

だから、悲観するな。涙なんか流すな。

大丈夫。
大丈夫だ。

きっといつか会えるから。
だから今は「感謝」するんだ。
最高の親友と出会えた事に。


本当にありがとう。
君がいてくれて







「カムバック・チルドレン」


話は変わり、一年位前から僕は↑の名前のサークルで運営のお手伝いとして活動してます。

ほんっっっっっと、(良い意味で)闇鍋とか文化祭とか鬼ごっことか、しょーもない事ばかりしているサークルだし、参加者もクッソしょーもない人達ばかりですが楽しく活動してます。

…正直に申し上げますと、ぼくはイベント運営や人と話すのがかなり苦手です。
基本、目立たない裏方の役が好きなんです!

が!
「男は度胸!何でもやってみるもんさ」と誰かが言っていたので頑張ってイベントの手伝いしてます(笑)

ちなみに、このサークルに目標はありません!
何の為にやっているのか謎です!
ただ、様々な人と関わる事で何かのキッカケを掴めたら嬉しいな、と思いながら頑張ってます!

以上!宣伝でした(笑)

応援よろしくお願いします!



「来年の目標」


さて。
そんなこんなで2022年もお終い。
皆様、来年の目標はもう決まりましたか?

実は、ぼくの来年の……
と、言いますか人生目標は既に決まっていて

「本当にありがとう、君がいてくれて良かったよ。」と、誰かに言ってもらう事が僕の人生目標です。

…来年は言ってもらえるかな、そんな事。
ちょっと自信無いな(笑)
でも私、頑張ります!

では!
今年もありがとうございました!
良いお年をお過ごし下さいませ!

感謝!!





















この一年、何度も変わるキッカケがありました。
しかし、結局ぼくは何も変わらずじまいです。
なぜ僕が変わらなかったのかというと

「君みたいな純粋な人に初めて会った。」

そんな事を、前に大切な人達から言ってもらい。多分僕は、その人達が好いてくれた過去の自分から変わりたくないのだと思います。

「変わる事」も難しいですが「変わらない事」も同じ位に難しく、何を指向して生きていくのか迷いは消えません。
でも、その迷いのおかげで、現在僕は誰も失わずに済んでいるのかも。

何が正解か、何が間違いだったかなんて、死んでみなきゃ分からない。
そう、死ぬまで何も分かりはしないんだ。

何をしてもしなくても、それでも人生は続く。

だから悔いのないように
死してなお、輝けるように
今日も精一杯この街を生きていきます。

大切な親友が愛してくれた「僕」を信じて。








最後まで、読んで頂きありがとうございます。

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