今も会社人のままでいいですか?
うちらの建設業では、これが、はっきり二分している状態。
一回、自分で始めるまでが、まだまだ、敷居が高いのかもしれない。
結論からいくと、今は、誘ってくれる人が居たら、会社に未練が無いのであれば、開業してしまいましょう。(動いてからでも、なんとかなります。)
開業することは、当人には、気持ち的にも、経済的な予想でも、チャレンジャーかもしれない。しかし、昔よりは、敷居が下がってきていると思う。自身、本州に居るあいだは・・・、少なくとも、そう思える環境でした。 (年齢を問わずに、結構、誰でも起業していて、驚いたのは、記憶に新しい。)
独立といえば、ある程度、経験を踏んで、実力もつけて、なおかつ、いい言葉で言えば、人脈も、時間を掛けて、作ってきて、両方揃って、いよいよかなって、スタイルかなって、思っていた。
多くの場所は、まだそうかもしれない。北海道は、まだまだ、このパターン。
ちょっと前に、仙台にいたときに、そこでの現場数とも職人数も母数が多かったからか、気軽に知り合いや先輩に誘われたからといって、1年、2年くらいのおにいちゃんが、なんの知識もないまま、会社人を辞めて、入ってくる。 すごいなあ~って、思うと同時に、一緒にやる協力会社のうちらが、仕事を教えながら・・・、は?みたいな・・・。(え?教えるの?みたいな驚きもありました。)
業務上、共有事項は、教え合うことは当たり前だけど・・・。
若いもんに、しごとの基礎から、自社社員でもない者に、教えることの意味が理解できなかった。(即戦力じゃないじゃん、それで、お金貰っているんだよね?まあ、古い考えなのかもだけど・・・笑)
誘う側の人間としては、現在は、人材が居ないので、育ててでも、戦力が欲しいという環境にもなってきていて、そして、時代と環境も整ってきていて、いいのかもしれない。(これが出来る会社自体、稀有に近いレベルかもしれない。ほとんどは、現場ごとまるごと、クオリティーが劣化していて、育てられるというのは、優良な会社なのかもしれない・・・。)
こちら自身、30年前の19歳から、現在の電気工事業の世界の門を叩いて、何も知らないまま、入ってみたけど・・・。
それこそ、仕事は、教えてもらえず、見て盗め! 見れば、何、見てる!みたいに、上司が怒鳴るとかあたりまえだった。(笑)
(後に、育てる側に回ったときに、私は、同じことはしていませんけどね・・・。教えるのが得意でしたし・・・。
若いもんが、仕事が出来ない時間が長いというのは・・・。
時間の無駄であり、いつになっても自分が楽にならない、というスパイラル。そんなとぼけた教え方は、時代遅れ・・・。
早く覚えて貰ったほうが楽じゃん、ということです。経営する側の考えにもなれば、当たり前ですが、出来ないときの時間にもみんなの頑張りから、お金を払っているということ・・・。
あたりまえのことですよね。一部を覗いては、職人芸とまでいうような仕事なんてありません。
長く、もったいない世界だと、十代で悟っていました。
この世界では、まだ、大勢さん、それをやっている・・・。ほんと、愚かだと思います。笑。)
辞めて、開業してみると、最初は人をツテに仕事を受けるかもしれませんが、現場をいい仕事をしながら、ハシゴしていくと、そこからもネットワークが出来ていきます。
独立することに、躊躇する理由は人それぞれかもしれませんが・・・。
どうして、躊躇してしまうのか、考えてみましょう。 ただ、不安になるのは、もったいないかもしれません。掘り下げて、不安を一個づつ、解決していくといいのかもしれません。
ただ、一定数の方は、会社人の方がいい方もいますので・・・。全員におすすめまではしていません。
時期、タイミングは、あるかもしれない・・・。
また、会社人に戻る場合もあるかもしれません。
そんなときは、電気工事なら、第一種電気工事士、1級電気工事施工管理技士は、必須。そして、電験三種まであると、経験ももちろん考慮されるでしょうが、高卒で、中小企業あがりでも、一線級の職場に下剋上出来るようです。