【あなたの人生の最終章は】
世のすべての問題は、
『あなたに大切にされているように感じなくて悲しかった』
というところから始まってる。
それは多くの人は両親との関係から始まる。
そして、その傷を抱えて、
『自分と同じ傷を持った人を救うんだ』
と誓い、ビジョンを掲げて、
そのために人は、
完璧な人を目指そうとする。
立派な人になろうとする。
最初はうまくいかなかったけど、
やっと努力が実って成果が出た。
お金も実績も、ファンもたくさんできた。
だけど、
いつかその生き方には限界がくる。
完璧を求めて、
『私みたいに悲しい想いをさせる人を無くしたい』
と心に決めて動くほど、
大切にできない人の存在が出てくる。
満たされない傷を負った人の存在が沢山出てくる。
ここでひとつ。誤解恐れず真理を言うと、
そもそも、
誰かの望みをいつも叶え続けることなんて無理なことなのです。
誰かを救うために自分の本音よりも、
恐怖や欠如感を優先して、
無理して誰かの願いを優先させた時、
その人はだんだん疲弊していきます。
ある人は疲労で倒れます。
ある人は事故に遭ってサインを受け取ります。
ある人は子どもが病気で入院して知らせてくれます。
僕たちが、
『すべての人の期待に応えることは無理なんだ』
と頭でなく、心から悟った時、
皮肉にも、自分の無力さを悟った時、
ようやく自分と相手を許せるようになる。
自分がその無力さを認めない時、
誰かの望みを叶えられなかったことに
自分自身が罪悪感を持っている時、
誰かがあなたを責め立ててくれます。
この世は鏡ですから。
鏡に反撃するのではないのです。
それは終わらない闘いです。
あなたを傷付けているのは、
《あなた自身の想い》なんですから。
『私も精一杯やったけど、ここまでなんだ』
と、心の底から言える許可が降りた時、
今まで目指していた完璧とはほど遠い
ありのままの自分を認めて、
素直にそう言えた時、
あなたの闘いの旅は終わります。
あぁ、お父さんも、お母さんも、
あのとき精一杯生きてたけど
できないこともあったんだな、分かる分かる。
と思える日がやって来る。
自分も、自分を傷付けた人のことも、
許せるようになってくる。
僕らは人生のどこかで傷付く設定で生まれて、
こうはなりたくないという敵を創り出す。
『こんな世界は間違ってる』
と叫んで、誰かを傷つける悪者を無くすため
ヒーローを目指すけど
いつしか悪役の人たちに囲まれ、
そんな彼らを断罪し、結局は自分も、
憎んでる人と同じコトをしてると気づく。
《人は不安や欠如感で動いて人を傷付けてしまうもの》
それを受け入れた時、僕たちは
人を、社会を、世界を許せるようになる。
初めから解決することに答えはなかったんです。
受け入れることで、
愛せなかったものを愛せるようになり、
ヒーローじゃない自分も
今のままで愛されていいんだと許せるようになる。
『傷つけてごめんなさい』
『それでも許してね』
『そのままで愛してるよ』
『いつもありがとう』
この言葉、繰り返してみて下さい。
これが、ホ・オポノポノ。
人生物語がすべて包摂されてる言葉たちです。
繰り返して自分に言ってみてあげて下さい。
すべて受け入れられた時、
ぜんぶあなたに還りますから。
すべて『あなたが生んだ物語』だと気づきますから。
今日も応援していますね。
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