ショート動画における撮影の重要性
改めて感じた「撮影の重要性」
ショート動画は、YouTubeのように長尺で情報を伝えるのではなく、
30秒〜1分の短い時間の中で視聴者を満足させ、行動を促す必要がある。
例えば、商品の購入を目的とした動画であれば、
動画を見た後に「買いたい」と思わせなければ成功とは言えない。
できるだけ短い時間で相手の感情に訴える必要があるので、
1番大事なのは視認性、つまり「撮影」である。
ただ、目的は「相手の感情を動かす」ことにあるので、
その部分から深ぼっていきたい。
全ての行動の目的は感情を動かすこと
仕事やプライベートでの行動も突き詰めると
すべて「相手の感情を動かすこと」に集約されると感じている。
仕事なら
営業は行動を通じて相手に信頼や興味を感じてもらうことがゴール。
プライベートなら
友人や恋人との時間も、
相手の感情をプラスにできなければ「会う価値」は薄れる。
ショート動画も全く同じで、動画を通して
「誰の」「どんな感情を動かしたいのか」を考え、
その感情を動かすために撮影や編集の全体像を計画する必要がある。
感情を動かすショート動画を作る手順
例えば、ショート動画で視聴者に感情を動かしてもらうためには、
次のような手順で決める。
①誰に、どんな感情を届けたいかを決める
・ターゲット:動画を見てほしい相手
・感情:どんな気持ちになってほしいのか
②感情に合わせた要素を選ぶ
・撮影素材:視覚的に感情を引き出せるシーン
・編集素材:無駄を省き、感情を強調できる部分
・言葉やテキスト:メッセージを直感的に伝える
・BGM:感情を補完する音楽
この手順を基に、自分のアカウントの動画を例に出してみると・・
実際の例:「副業で月5万円」の動画
誰に:副業やダブルワークを考えている人たち
どんな感情: 「できない」「わからない」→「自分でもできそう!」
最終的に「やってみよう!」と行動意欲を持ってもらう。
この目的が明確になると、次に決めるべきことは
以下の具体的な撮影内容。
・撮影素材:自分の実体験や成果を見せられる映像
(例えば、パソコン作業風景や収入の実績画面)
・編集で切り抜くべき部分:成果が伝わるシーンや視聴者に刺さる一言
・適切な文章:「副業で月5万円は無理じゃない」など視聴者の不安を和らげるコピー
・BGM:希望ややる気を感じさせる明るめの曲
撮影素材で感情を動かすために意識すること
どんなに優れた編集スキルや魅力的なBGMを使ったとしても、そもそもの「撮影素材」が良くなければ、動画の価値は生まれない。
言い換えれば、テキストやBGMは相手の感情に訴えかける強力なツールだが、その力を引き出すのは素材次第。
これは料理で例えると分かりやすい。
どんなに調理方法が上手くても、スーパーで500円の肉がA5ランクの肉に勝つことは難しい。
それと同じで、動画の「撮影素材」が良ければ良いほど、編集を通してさらに高品質な動画が作れる。
撮影の仕方で意識していること
撮影時に意識している具体的なポイントの一例。
1. 視点を活かす構図
・POVショット:臨場感を与えるため、主観視点で撮影
(例:冷蔵庫の中から撮る)
・額縁構図:ドア枠や窓などを使い、視線を自然に誘導
・リーディングライン:道や橋を使って奥行きを演出
2. AロールとBロールの使い分け
・Aロール:メインの映像(例:話している自分の姿や重要なアクション) ・Bロール:風景や小物、背景の変化などで補完し、映像に深みを出す
3. 動きの工夫
・プッシュイン:被写体に徐々に近づく動きを撮影
・スライダーショット:左右に滑らせる動きで映像に動きを加える
・エレベータショット:上下に動かし、立体感を表現
4. 構図のバリエーション
・日の丸構図:被写体を中央に配置してインパクトを与える
・ネガティブスペース:背景をシンプルにし、被写体を引き立てる
そもそもの素材が何よりも大事
編集を始めて数ヶ月が経ち、素材の味を編集で良くすることは可能だと感じている。ただ、それでもやはり「そもそもの素材」が一番大事だと痛感している。
誰が出ているのか(出演者の魅力や表情)
どんな風景を撮影するのか(場所選びや撮り方の工夫)
これらの要素が動画のクオリティに直結するため、今後はさらに撮影スキルを磨きながら、自分自身も引き続き勉強を続けていこうと思う。
みんなの参考になれば幸いです✊