ロードバイク2 青梅→天目指峠→虚空蔵峠→刈場坂峠→飯盛峠→笠杉峠→顔振峠
子の権現DNF
これが2022年2月6日の恥ずかしいSTRAVA記録のタイトルだ。
そのタイトルに偽りなく、登れると思って登った山に登れなかった無様な記録である。
2022年4月16日
雪辱は早い方が良い、と言いつつ2ヶ月放置した敗戦記録を消し去るべくざっくり青梅から北上し子の権現をクリアし、今日は寄り道せずに切り上げちまおう、道は大体分かるはず、と走り始めた。
悪名高い28%の勾配にいかに打ち勝つか、それだけを考え青梅に向かう。
青梅から奥多摩方面に向かう途中すぐ右手に秩父方面ルートとなる小木曽街道が好きで、商店街らしい雰囲気から険しい勾配が踏切越しに見えるのが良い。
今日はそのお気に入りの小木曽街道には乗らず、手前の成木街道から北上し、いつものルートに合流する。
途中に見慣れた坂をいくつも見て、ルート間違いが無いことを確信し安堵する。
この途中の左手の山々を背後に桜が散ってウグイスが鳴いていた。
今日は何としても子の権現だけはクリアする、その一心でナビも付けずに登って行った。鋭い日差しを遮る木々が逆光でなお鮮明に視界を過ぎる。
ラスト300mが全て、それまでは苦しくとも脚は残し登る、幸い車も(この辺りはいつも通り)ほとんどいない、前日に濡れた路面もそこまで気にならない、ここまで問題なく登れている。
と胸を昂らせながら、何となく嫌な予感がした。
その予感は登頂時に的中した。
違う所に着いた。あとここ電波ないので正しいルート確認するのももう面倒。
そんなわけで子の権現プレッシャーから解放されたので好きなルートで気ままに進む。
虚空蔵峠
刈場坂峠
途中のアップダウン
飯盛峠
傘杉峠
顔振峠
これだけの数の峠が連なっているのは全国でも有数で、飯能と秩父に自然全振りしてる埼玉県ならではでもある。
元々が貧しすぎるという辛辣な意見はスルーするとして、天目指峠のタイムが前回1月から5分縮まったという収穫もあった。
ところで、かなり序盤から子の権現ルートから外れていたのは走り終わってからよく分かった。
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