【DeNA】伊勢の先発転向は成功するか?
伊勢が先発挑戦を表明
12/12の契約更改の場で、伊勢が来季先発に挑戦したいと発言したことで話題になっています。
伊勢は今シーズン5年目ですが、ここまで238試合に登板した中で、237試合がリリーフで、先発は1年目に登板した1試合のみでした。
ほぼ全てリリーフで登板してきたため「伊勢はリリーフ」というのがファンの間でも定着していました。
なので伊勢が先発転向したいと表明したことに驚いたファンは多く、先発で成功するのかどうか注目が集まっています。
この伊勢の先発挑戦について、球団側は「6枚目に入るようじゃリリーバーとして使いたい」と了承しつつも結果を求めるコメントを残しています。
果たして伊勢は先発転向に成功するのか?
ファンなら気になるところだと思います。
そこで、過去に先発転向に成功した投手の成績をもとに考察してみました。
先発転向した主な投手一覧
先発転向に成功した投手として、以下の選手を挙げてみました。
モイネロ(ソフトバンク)
平良 海馬(西武)
山本 由伸(オリックス)
千賀 滉大(ソフトバンク)
山口 俊(DeNA)
摂津 正(ソフトバンク)
※所属は先発転向時
先発転向前の成績
まず先発転向前の成績は以下の通りです。
これを見ると、先発転向前でもリリーフとしてかなり良い結果を残していた投手が多いです。
リリーフで不調だったのは山口俊ぐらいで、他の投手たちは安定してる方と言えます。
なのでリリーフでしっかり結果を残していた投手は、先発転向しても成功しやすいと言えるでしょう。
伊勢に関しては他の先発転向の投手と比較すると、防御率や被打率が若干高く、奪三振率がやや低いのが気になります。
ただ、山口俊の成績よりは良く、しかも山口俊はシーズン中に先発転向したため、調整期間はわずか1ヶ月程度しかありませんでした。
それを考えると伊勢は今から調整してしっかり準備ができるので、成功しやすい方と言えるでしょう。
また、他の投手たちはリリーフにしては与四球率が少ない投手が多く、その点は伊勢も同じで与四球率がかなり少なめです。
先発の場合、無駄な与四球は極力出さない方が良いですし、三振も無理に取らなくても打ち取れれば良いので、今の伊勢の投球は先発に近い形と言えるでしょう。
三針が取れない分、ちゃんと打ち取る投球を身につける必要がありますが、それさえできれば伊勢も先発で問題ない結果を残せるはずです。
先発転向後の成績
続いて先発転向後の成績です。
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