【2024年】高卒ルーキー野手2軍成績(7月終了時点)
7月終了時点の高卒ルーキーの2軍成績をまとめてみました。
7月までの総評
昨年は松尾(DeNA)・浅野(巨人)・井坪(阪神)など打撃が光る打者が2軍で活躍して、将来の球団の顔になりそうな期待感が寄せられていた。
彼らと比べて、今シーズンの高卒ルーキーはどうだろうか?
7月、打撃が飛躍的に伸びてきたのが寺地(ロッテ)だ。
6月終了時点でも打率.268の成績だったが、7月中に3割を超えることもあり非常に良い打撃ができている。
高卒ルーキーの中でも1人だけ突出した存在になってきた。
今回はこの寺地(ロッテ)と、山田(阪神)、横山(オリックス)、高見澤(DeNA)、堀(オリックス)を取り上げていく。
寺地 隆成(捕手・ロッテ)
寺地は7月、2軍で積極的に起用されていて、ロッテの2軍捕手陣の中では一番多く守備についていた。
2軍の規定打席にも到達しており、ロッテとしてかなり力をいれて育成していることが分かる。
その寺地の1番の長所が打撃で、捕手でありながら2軍で打率3割に到達するほど打てていて、OPSも.700を超えている。
打てる高卒捕手だと、過去には坂倉(広島)や松尾(DeNA)がいるが、彼らと寺地を比較するとどうだろうか。
寺地
256打席 打率.295 1本 OPS.736 K%11.3
坂倉
313打席 打率.298 1本 OPS.759 K%13.4
松尾
376打席 打率.277 7本 OPS.722 K%8.8
この通り寺地は坂倉や松尾と比べても遜色ない成績を残している。
坂倉は4年目頃から1軍で積極的に起用され、5年目から1軍の主力打者として定着した。
松尾はまだ2年目の選手だが、1軍昇格して打撃で結果を残し始めている。
寺地もこのまま順調に育ってくれれば、いずれ打撃が売りの捕手として1軍定着できるようになるだろう。
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