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2019年ドラフトの全球団評価
過去のドラフトがどうだったかを検証するために、2019年ドラフトを独自の基準に基づいて評価してみました。
ランクと評価ポイント
2019年ドラフト指名選手の2020年~2024年までの毎年の成績をランク分けし、そのランクに該当する評価ポイントを割り当て、5年間のポイントの合計値を選手評価ポイントとしています。
球団別の選手評価ポイントの合計が、球団の評価ポイントになります。
評価ポイントの内訳は以下の通りです。
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選手個人ランキング TOP10
ではまず選手個人ランキングですが、このようになりました。
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高卒と、大学生・社会人他の選手とでは年齢差もあるため、総合ランキングと高卒ランキングの2つを作成しました。
総合ランキングで1位は楽天の小深田大翔選手でした。
1年目からずっと楽天の内野のレギュラーに定着して、殆ど抜けることなく結果を残し続けたことで100ポイント(SS:1回、S:3回、A:1回)を獲得しています。
5年目の現時点での評価ですが、2019年ドラフト指名選手の中で堂々のトップになっています。
2位は広島の森下暢仁投手でした。1位の小深田選手とは僅差の96ポイントです。(SS:1回、S:2回、A:2回)
森下投手も1年目から先発ローテに定着して非常に安定して結果を残し続けています。
3位から5位まではここで何と、高卒選手が入ってきました。
3位紅林選手は80ポイント(S:4回、E:2回(1年目))、4位宮城投手は76ポイント(S:3回、A:1回、E:1回(1年目))、5位岡林選手は72ポイント(SSS:1回、SS:1回、S:1回、E:2回(1・2年目))です。
3人共1年目は2軍で育成されてたのでEランクになってますが、その後すぐに1軍でS級の結果を残してるのが凄いですね。
6位ではDeNAの伊勢投手と、ヤクルトの長岡選手が同じ68ポイントでタイ。
伊勢投手は2年目から1軍リリーフで結果を残していて、長岡選手は3年目から1軍のレギュラーに定着しています。
8位はソフトバンクの津森投手が60ポイントで、2年目から1軍リリーフに定着しています。
9位はロッテの佐藤捕手と、日本ハムの河野投手が56ポイントでタイ。佐藤捕手は3年目から1軍の捕手として定着しています。河野投手は2年目から結果を残して、4・5年目はしっかり1軍定着しています。
高卒ランキングだと、長岡選手に続いて5位にロッテの佐々木朗希投手。
6位には中日の石川昂弥選手が続いています。
大体ここまでの選手が1軍で結果を残したと言える年が1年はある感じです。
高卒選手の場合、まだまだこれから活躍が見込めるので今後の伸びしろに注目ですね。
球団ランキング
ではここから、指名選手の評価ポイントを合計した球団ランキングを発表します。
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