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【横浜DeNA】ポジション別レギュラー争い【先発投手】

2022年のシーズンを迎えるにあたり、ポジション別でレギュラー争いの状況を確認して見ようと思います。

今回は先発投手です。

2021年の先発ローテおさらい

大貫晋一 22試合 112回  防4.34 WHIP1.49 QS率47.6% FIP2.90
今永昇太 19試合 120回  防3.08 WHIP1.02 QS率73.7% FIP3.50
濵口遥大 17試合 91回1/3 防3.94 WHIP1.37 QS率52.9% FIP3.99
坂本裕哉 16試合 70回1/3 防5.25 WHIP1.58 QS率25.0% FIP4.34
京山将弥 16試合 76回    防4.97 WHIP1.74 QS率33.3% FIP4.32
Fロメロ 14試合 80回2/3 防3.01 WHIP1.48 QS率50.0% FIP3.78

2021年の先発登板数の上位6人の成績は上記の通りです。
規定投球回到達0で、防御率3点台が今永・濵口・ロメロ、4点台が大貫・京山、5点台が坂本となっています。
成績の内訳を見ると、今永・濵口・ロメロの3人はQS率が50%を超えていて、投手の純粋な能力値の指標のFIPが3.00台と悪くはないので、この3人は2022年のローテに入ってくる可能性は非常に高いです。

大貫は防御率や、打者を出塁させた指標のWHIPが良い数値とは言えず、QS率もギリギリ50%を切っていますがFIPが6人の中で最も良いため、打線の援護や守備次第では勝ち星を増やせる投手です。
2020年に2桁勝利を挙げた実績から考えて、22年もローテ入りの有力候補となる可能性は高いです。

この中で心配なのが坂本と京山で、2人共特にQS率がかなり低いため、6イニングを投げ切る能力が正直まだ足りていないです。
先発の仕事として長いイニングを投げて、試合を壊さずにリリーフに繋ぐことが求められるので、ここを改善しないと2022年の開幕ローテ入りは厳しくなってきます。

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