【ドラフト2022】「二刀流」矢澤 宏太をセ・リーグでどう起用する?
矢澤 宏太とは?
矢澤 宏太は日体大の選手で、現時点で2022年のドラフト上位指名候補と予想されています。
この選手の特徴として以下の2点があります。
投手では最速150kmで、被安打少なく奪三振能力が高い先発左腕
野手では俊足・高打率で本塁打も打てる身体能力抜群の外野手
分かりやすく言えば、大谷翔平の再来のような二刀流選手です。
プロからの注目度が高く、現時点でプロスカウトからは投手としても野手としても評価が高いコメントが出ています。
このような選手のため、今年のドラフトではもしかすると1位指名競合になる可能性もあり、当然セ・パ両方の球団が狙ってくるでしょう。
では実際にプロ入りしたとして、この二刀流の矢澤をどのように起用すれば良いでしょうか?
パ・リーグなら大谷翔平という前例がある
矢澤の二刀流をプロでも継続するなら、パ・リーグの場合は大谷翔平という前例があるので分かりやすいです。
日本ハムでは大谷の二刀流を上手く活用していました。
大谷が高卒4年目(2016)の時の成績は以下の通りです。
投手としては21試合 140回 10勝4敗 防御率1.86 WHIP0.96 QS率75.0%
打者としては104試合 382打席 打率.322 22本塁打 67打点 OPS1.004
どちらも規定投球回・規定打席には未達ながら、それに近い出場数でどちらも文句無しの結果を残せています。
このシーズンの大谷翔平の起用法は主に以下のようになっていました。
日 先発登板
月 (試合無し)
火 指名打者
水 指名打者
木 指名打者
金 (出場無し)
土 (出場無し)
先発登板日の前後は出場させず準備と休養に充て、その日以外の3~4日を指名打者で出場させる形です。
このシーズンは途中で大谷が投球中に手のマメを潰したことで、2カ月ほど打者に専念することになり、シーズン通してこのような運用にはならなかったですが、二刀流で起用するならこれが基本となりそうです。
矢澤が仮にパ・リーグの球団に入団して二刀流を続ける場合、この大谷翔平の起用法と似た形になっていくでしょう。
セ・リーグなら投手以外の起用をどうするか?
セ・リーグの場合は指名打者制度が無いため、大谷翔平のようにはできません。
仮に先発で起用し、前後の日程を準備と休養に充てるとしたら、残りの日を野手として出場させる必要があり、どこかのポジションを守ることになります。
脚と肩を活かすなら外野手
矢澤の身体能力を考えると、脚の速さが非常に大きな武器となるので、それを守備でも活かすために外野手として起用したいところです。
つまり以下のような出場になります。
日 投手(打席あり)
月 (試合無し)
火 外野手
水 外野手
木 外野手
金 (出場無し)
土 (出場無し)
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