【DeNA】東克樹の投球分析
今やDeNAの絶対的エースとなった東克樹。
彼の実力については疑いようが無いですが、では具体的に何が良いのか、投手としてどんなタイプなのか、詳しく分かる人はあまり多くないと思います。
そこで東の昨季の成績やデータを下に、東はどんな投手なのかを改めて分析してみました。
東の成績(2024年)
登板 26 リーグ1位
勝数 13 リーグ2位
投球回 183 リーグ1位
防御率 2.16 リーグ6位
QS率 84.6% リーグ2位
WHIP 1.05 リーグ4位
被打率 .243 リーグ8位
K% 19.2% リーグ6位
BB% 3.7% リーグ2位
K/BB% 15.5% リーグ4位
※セ規定投球回到達投手13人中の順位
データ引用元
東の昨季の成績を見ると、先発投手としてセ・リーグではトップクラスの結果を残していました。
その中でも東の投球の特徴を挙げてみます。
指標の中で大きな穴がなく総合力が高い
大崩れせずQSにまとめる安定感
与四球が少なく無駄な球を出さない
ここから分かるように、東は突出した凄い部分があるというタイプではなく、ミスが少なく総合的に能力が高く、安定しているというのが特徴になっています。
東の何が良いかと聞かれたら「安定感」と答えるのが1番表現として合ってるでしょう。
球種分析
では次に東が投げている球種についてまとめてみました。
データ引用元
ストレート(4シーム)
球種割合 約4割
最速149km 平均143km
被打率 .242
空振率 5.35%
見逃率 22.69%
1番多く投げていて、東にとっては投球のベースとなる球種になります。
ただ球速はそこまで圧倒的ではなく、規定投球回到達の先発の中では遅い方で、このストレートだけで空振りを取ったり押し切るほどの球威はありません。
それでも東は内外角へキッチリ投げきることができるコントロールがあるため、打者の見逃しやファールを打たせることでカウントを稼いだり、打ち取る球種として有効的に使えています。
持ち前の制球力と、他の球種と織り交ぜることで、球速をカバーしてメインの球種としていますね。
チェンジアップ
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