【横浜DeNA】支配下登録を逃した育成選手全員の評価と来季予想
8月に入ったことで、シーズン中の支配下登録選手追加が締め切りになりました。
DeNAは7月までに、石川達也、平良拳太郎、宮城滝太の3人の育成選手を支配下登録にしました。
他の育成選手は残念ながら今季の支配下登録を逃しましたが、来季の支配下登録が期待できる選手もいます。
そこで育成選手全員の現時点での評価や、来季の支配下登録予想をまとめてみました。
【評価基準】
A(来季支配下濃厚)
B(来季支配下には成績改善が必要)
C(来季契約はあるが、支配下は難しい)
D(来季契約は難しい)
勝又 温史(外野手・22歳・育成1年目)
評価:A(来季支配下濃厚)
育成選手の中でも一際結果を残しているのが勝又です。
勝又の7月までの成績は以下の通り
137打席 打率.275 5本塁打 1盗塁 OPS.815
勝又は野手転向1年目ですが、打率・本塁打・OPSは2軍でも上位で、ここまで結果を残せているなら支配下登録されてもおかしくない成績です。
では今季の支配下登録をなぜ逃したかというと、守備面がまだ育成途中だからでしょう。打撃面では非凡なセンスがあっても、守備は流石に技術が必要ですし、野手転向1年目ではまだまだ学ぶべきところが沢山あるはずです。
しかし首脳陣の期待度は高く、2軍ではセンターをメインに起用されています。
将来的にはセンターのレギュラー候補として育成している可能性が高いでしょう。
なので今季は2軍漬けで守備を磨き、来季に支配下登録を掴み1軍へ上がっていくという形にできれば、理想的な育成になります。
スターリン・コルデロ(投手・24歳・育成2年目)
評価:A(来季支配下濃厚)
スターリンは今季、7月時点の成績ははっきり言って悪すぎますが、直近数試合の登板は人が変わったかのように改善しています。
7月までの成績
21試合 25回1/3 防御率9.95 WHIP2.21
被安打率9.95 奪三振率7.46 与四球率9.95
直近5試合の成績
6/29 1回 0安打 3三振 0四球 0失点
7/2 1回 0安打 0三振 0四球 0失点
7/6 2回 0安打 2三振 1死球 0失点
7/7 2回 0安打 2三振 1四球 0失点
7/27 2回 1安打 3三振 1死球 0失点
5試合 8回 防御率0.00 WHIP0.25
被安打率1.13 奪三振率11.25 与四球率1.13
全ての指標で良化していますし、5試合続けて安定しているので、直近成績だけなら文句無しでの支配下登録だったでしょう。
ただ、やはりその前の成績も含めた今シーズンで見てみると、支配下登録するには難しい成績だったことで、支配下登録が見送られたと考えられます。
なのでスターリンが来季に支配下登録になるには、今の状態をずっと維持して安定した結果を残し続けることが重要です。
あとは外国人選手なので登録枠の兼ね合いもありそうですが、今シーズン残りもしっかり結果を残せば、来季に支配下登録することを想定した編成になると思うので、結果を残し続ければ自ずと支配下登録への道が拓けるでしょう。
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