【DeNA】誰が1軍に上がってくるか?(森下・小園・石田裕・石田健)
1軍先発陣の状態があまり良くないです。
4/21時点の成績ですが、先発防御率は4.16でリーグワースト。
QS率も42.1%でワーストになってて、序盤で崩れやすい先発になってます。
そしてGWにかけてこれまで5人でローテを回せていたのが、6人が必要になるため、より先発が重要になってきます。
2軍から先発が上がってくる可能性が高く、誰が上がりそうか昇格候補の成績をまとめてみました。
1軍に昇格しそうな先発
森下 瑠大
高卒2年目の森下は昨年から2軍の先発ローテ入りしていましたが、今シーズンもローテに入って安定した投球が続いています。
防御率1点台で、奪三振数が多く与四球が少ない安定した投球が身に付いてきました。
投球内容を見ると、投球の前半はストレート主体で球速は145km前後ながら三振を取れる球威を持っています。
4回~5回に入ってくると変化球の割合が増えて、カットボール、スライダー、カーブ、フォークなどを駆使して抑え込んでいます。
こうした投球スタイルから分かる通り、先発としての引き出しが多く順調に育ってきていると言えるでしょう。
今シーズン中に1軍昇格する可能性は十分にあります。
小園 健太
高卒3年目で4/10には1軍初登板も経験しました。
厳しい結果になってしまいましたが、三振を獲るなどの収穫もあり、この経験は次の1軍登板に向けて良い経験になったことでしょう。
2軍では安定した投球で好成績をキープしています。
小園の投球の特徴はストレート中心の投球で緩急を織り混ぜる本格派タイプです。
この投球だとストレートの出来がとても重要になりますが、2軍レベルではもう文句無しの状態になってるので、あとは1軍で抑えられる球威やコントロールが求められます。
次回の1軍登板では更にレベルアップした投球を見せて欲しいですね。
石田 裕太郎
石田裕太郎は昨年ドラフト5位指名の大卒投手で、まだ1軍での登板はありません。
しかし2軍では3試合の登板をいずれも結果を残せていて、防御率1点台になっています。
内容的にも奪三振を稼いで与四球が少なく、2軍レベルなら安定して抑えられる実力を持っています。
投球スタイルは常時140km前半のストレートとシンカーやカーブを織り混ぜるスタイルで、緩急と内外角を投げ分ける制球力があります。
今のところ順調に結果を残せているので、この調子でもっと長いイニングを投げれるようになれば、1軍昇格が見えてくるでしょう。
石田 健大
石田は昨年オフにFA権を行使しましたが、熟考の末にDeNA残留を決断しました。
今季は開幕から2軍になっていますが、2軍での投球回数はチーム内最多で、成績もずっと 安定しています。
被安打・与四球が少なくランナーを出さない投球ができていて、直近で7イニングを投げきって良い状態です。
石田のストレートは常時140km前後の球速に留まってますが、キレがあって制球も良く、他の変化球の精度も良いので危なげなく抑えられています。
昨年の課題の5イニング前後で球威が落ちてくることに関しても、今季は打たせて取る投球で球数を節約しているので、球威を落とさない対策に取り組んでいますね。
誰が1軍に昇格するか?
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