敷居を下げて、刺さる作品を届ける
いままでなら、某老舗アイドルグループのライブはとても閉塞的で、一般から見たら敷居が高いブランドのひとつだったと思う。
さまざまな事件を経て、長く続いていたブランドは崩れ去った。
継承しつつも新しい世界へ旅立った演出家&社長がいる。
そんなタグがX上では溢れてる今夜。
彼が立ち上げたTOBEが四日間の東京ドーム公演およびアマゾンプライム全世界配信をやり遂げた。
時間の都合上、途中から前半戦の最後の部分から最後までアマプラで拝見したのだが、古き良きあの形態と新しいアプローチが入り混じり、終わった瞬間、拍手をし続けている自分がいた。
そして楽曲をダウンロードしてプロフィールの再確認とファンクラブの入会方法まで検索していたから、タッキーの術中にハマったひとりだということをを認めざるおえない……!
(ちなみにIMP.です。少クラ時代から気になってはいたけれど)
たぶん3000円とかのチケットを買うタイプの配信だったら、見なかったと思う。
アマプラ会員は月額なら小銭で支払える低価格だ。
その価格なら、とくにTOBEへ旅立ったメンバーで推しがいなかったとしても、
「ちょっと見てみるか。タッキーなにやるんかな?」
と気分になるから不思議。
私なんかは年会費で支払い済みだから無料で見ることができると脳が勘違いしていたのかもしれない。
その敷居の低さだ。
新しいことを始めるときの、戦略。
執筆活動している私には、ハッと気づかされた。
#滝沢やったな !!!
ありがとう。そういうことか。
やっぱり無料(それに近しいこと)で、品質の高い作品をまるごと見せる。
そして次の戦略へファンを取り込む。
ちなみにライブの最後に、「アリーナライブ」が発表された。
ドームよりもキャパが狭くなるので、もっとアーティストが近くなるということ。
きっと私のように配信を見て、気になった人も大勢いるだろうから、アリーナとなったらチケット争奪戦になるのは間違いない。
けっこう、曲もアイドルソングではなく、「あの子たちが、こんなかっこいい曲を歌って、踊って、すごい」(語彙力皆無)になったので、ちょっとキラキラソング無理~っていう方にもウケがいいかも。
私はアイドルソングも好きだが、TOBEイチオシ・Number_iにゴリゴリなかっこよい曲を歌わせて、女性陣の「ぎゃーーーーーー♡(失神)」が繰り返される荒波のような声援は圧巻だった。
岸くんのこんな低い声聞いたことなかった……。
いままでとは全く違う路線で魅力を引き出すのも、ひきつけられる一つだろう。
これはWEB小説サイトでも同じだが、無名の書き手がとつぜん小説を公開しても、読者は読むのが怖いはず。
いかにこの作品は、どんな小説かを概要欄に書かなければ、ページを進めてくれないのだ。
そして冒頭で読者を次のページに進めるようにひきつけなければならない。
私がハマった(ハマった確定)、IMP.は元々の事務所ではデビューできずにいたわけだけど、移籍後、すぐにデビュー。
その曲は幅広い年代が聴いても受け入れられる哀愁ダンスナンバーだ。
(傘持ってる基俊介くんにハマった……!)
小説サイトでもなにかバーンと代表作が出ないとなかなか、読んでもらえない。
非常に難しいことだが、やはりランキングに入るか運営のピックアップで取り上げられるのが読者の目に触れる機会が増えるきっかけになる。
一発で知名度が上がるのは、やはり「賞」をもらうしかない。
ほんとうにそれは運もあるので、たいがいは時間をかけて、SNSや同人イベントなどで露出を増やし、質が良くて自分に求められているジャンルの作品を量産するしかないだろう。
マジでそれしかない……。
いろんな作家さまのどうやってデビューをしたかという記事を読むことが多いのだが、とにかくたくさん書いている。それも長い年月。
編集担当者がついてからのほうが苦しそうな印象があった。
ただ、私も夢を叶えたい。
だから、タッキーにもらったら英気を糧に、今日も執筆をする。
平野紫耀くんが舞台の去り際、「シヌナヨ!」と言い残した。
なんだか、非常に愛が深く感じたのは、私だけでしょうか……?
アーカイブも発表されているので、なんか気になっちゃた人はぜひ(笑)
おわり