2023年2月25日(土)小倉4R(障害未勝利戦)&小倉8R(春麗ジャンプS)
先週の小倉の前に行った馬がことごとく沈んでいく馬場状態を見て、「もう内ピタリ前残りベタ買い作戦は使えないぞ」と思いました。テイエムナイスランのように、本当に力があれば問題ないんでしょうけど。
しかし差し有利?とはいえ、さすがに最後の4コーナーで6番手以内あたりに付けていないとやはり勝ち負けには厳しいのかなという印象。このあたりは騎手の道中の動き出しも非常に重要になりそうです。
【小倉4R】
◎マイネルグロース
○ハイオソラール
▲シゲルキンセイ
今の馬場状況を踏まえこの冬はずっと付いていくと誓った伴先生のヒストリアノワールを泣く泣くスルー。末脚に不安が残る馬は今はやはり買いづらいですよね。
代わって本命としたいのが◎マイネルグロースです。
前走は番手追走で最後までしっかり脚を伸ばしての2着確保。今の小倉くらい時計がかかり、ペースも落ち着くのであれば好走が可能なようです。
逃げには拘らないタイプで、ここは前を見ながらじっくりと進める戦法が上手く嵌ると思います。
2/4にスマッシャーが勝った小倉未勝利戦から今回4頭出走していますが、そのレースよりも勝ち時計が1.0秒早かった2/12のサンデイビス勝利の未勝利戦を評価する形です。
今年早くも3戦目ということで疲労も気になるところではありますが、馬場状態的には一番この馬に味方しそうな感じがするので、ここも上手く上位を狙えるのではないでしょうか。
出走は夏以来となってしまうので、間があいてしまうのがどう出るかという点は危惧されますが、2番手評価は○ハイオソラールとします。
前走は5番手追走から勝ち馬ニンギルスを上回る上がり37.8秒(全体では2位)を繰り出しての2着入線。
今の小倉に非常にマッチしそうな末脚を見せていたこと、且つある程度前からも運べそうな点からここは面白そうな一頭だと思います。
今の冬の荒れた小倉がどうかですが、人気が落ち着くのであれば妙味は十分にあると思います。
前走スタートの分の不利が大きく響いたシゲルキンセイが▲。
【小倉8R(春麗ジャンプS)】
◎ニューツーリズム
○マイネルダンク
▲マサハヤドリーム
いいタイミングで伴先生に騎乗が回ってきました。勿論本命は◎ニューツーリズムです。
良績は新潟に集中しており、どちらかというとスピードタイプで新潟戦用機じゃね?という気もしなくもないですが、前走の小倉オープン戦では上がり1位タイとなる36.6秒を繰り出しての5着入線。今の小倉の馬場でも戦えることを示しており、この切れ味を武器にここは頑張ってほしいです。
スタートはいつも良くない馬なんですが、4走前に今回と同じ伴騎手が騎乗した際は比較的マシなスタートだったので、その点に期待したいのと、前走くらい後ろだとやっぱり厳しいので、ここはある程度前に付けて欲しいです。それをこの鞍上なら勝負になる位置に早めに付けていってくれそうなんですよね。
そうなった際に詰めが甘くなってしまう可能性はなくはないんですが、そこを何とかしてくれそうなのがこの鞍上の怖いところなのです!
あとは不得意なバンケットを鞍上が上手くリードしてくれればなあってとこですね。
得意舞台だったとはいえ去年の夏の新潟ではホッコーメヴィウスから0.8秒差、ゼノヴァースから0.7秒差で走れている馬です。
今回の相手でも決して実力は見劣らない!!
という訳でよろしくお願いします(´・ω・`)。
○マイネルダンクは久々の前走2/4の小倉戦で後方から上がり37.1秒(全体では2位)の脚を使っての6着入線。久々にしては悪い内容ではなく、当時より差しが決まりやすくなっていることと、叩き2戦目でもあることを踏まえれば、前走よりも風向きは良くなりそうです。
未勝利を勝ったときもそうでしたが、この馬はなんといっても荒れた馬場を苦にせずロングスパートで長くいい脚を使えるアドバンテージがあります。未勝利を勝ったとき、今の小倉のようにじゃんじゃん差しが決まる状況だったので、ここで狙わずいつ狙う?ってくらい買い時ではあると思ってます。
鞍上五十嵐騎手は過去にもこの馬に騎乗した際、好騎乗ながらも惜しい競馬が多く、ここは何とかしたいという思いもあるのではないでしょうか。
サンデイビスのときのようにうまくいくかは分かりませんが、五十嵐騎手には頑張ってほしいです。
▲マサハヤドリームは11歳馬ながらも昨年小倉でアサクサゲンキと0.2秒差3着と健闘した実力馬。小倉は比較的相性がいい舞台のため、ここも無難に走ってくれそうです。この年齢で少しでも人気を落とすのであればむしろ買いだと思います。