カリグラフィーのペン選び決定版
こんにちは はまね先生です。
カリグラフィーをご存知でしょうか?
手書きの美しいアルファベットのこと。近年は筆ペン・マーカー・専用万年筆・デジタルなど道具が多岐にわたります。
ここでは本格的なつけペンに絞りお伝えします。ネットで道具は手に入るのですが、表示されたものが必要なものかわからない方が多いからです。
そのほか必要最低限の道具をご紹介するので、自力でカリグラフィーを始めることができます。
(動画でも詳しくお話ししています)
道具について
カリグラフィーに必要なもの
ペン先
ペン軸
紙
インク
見本
ガイドシート
ネットでばらばらに手に入れるのは実は難易度が高いということを覚えておきましょう。
ペン先・ペン軸
書体によってペン先と軸が異なります。
ペン先と軸の組み合わせも覚えましょう。
①筆記体系書体は先の尖ったペン先
例えばこんなペン先があります。
太い線を書くときは筆圧をかけペン先を開きインクを出します。
動画では4種類のペン先を試しました。
②多くの伝統的な書体は先の平なペン先
動画ではC型2㎜を使いました。
カリグラフィーペンは似たような形と幅が存在します。型番で形、ペンの幅などもチェックしましょう。
例えばスマホ表示ではABC型の違いがわからないですよね。ネットショップでは表記がないかもしれません。
C型の特徴はペンの角度を一定にし細い線と太い線を出すこと。三角形の傾斜の線が一番細く(ペンの厚み分)、下ろす線がペン幅(より少し狭い)です。
紙とインク
練習用紙はコピー用紙で十分です。
はまね先生は家電量販店で500枚入り(400円程度)を購入しています。ノートでなく平たい紙に書きましょう。
インクは非耐水性がおすすめですが、動画では耐水性で書いています。
紙によってインクが滲むので、不透明水彩絵具で書いてもよいでしょう。
見本とガイドシート
ネットからダウンロードしてもいいのですが、大切なのはサイズ感を練習前に揃えることです。
例えば無料リーフに掲載されているイタリック体はかなり小さめ。
イタリック体は使用するペン幅5つ分が文字の高さというルールがあります。持っているペンが2㎜幅だとします。
ペン幅2㎜✖️5=文字の高さ10㎜ とわかります。
文字の高さが10㎜になるよう見本を拡大し、ガイドシートを自作しましょう。サイズを合わせることは手書きのカリグラフィーの上達には欠かせません。
詳しくは動画でご説明しています。
動画後半でカリグラフィーが体感できるなぞりテキストをを紹介。ペンが手に入ったらトライしてみてくださいね。
✒️テキスト無料ダウンロード(A4*2枚)
テキスト1枚目
2つのペン先で4つの書体が体感できます。
テキスト2枚目
中世のイニシャルを幅のあるペン先でなぞって完成させます。ペン先の角度についてのコツがわかります。
動画ははまね先生チャンネル登録者数5000名様記念としてカリグラフィーのはじめ方を丁寧にまとめました。
ペン先とインクは日本のメーカーのものです。
🖋立川ピン製作所
先の尖ったペン先
http://tachikawa-net.jp/pens/nib_tachikawa-comic
先の平なペン先
http://tachikawa-net.jp/pens/pen_calligraphy
これからもカリグラフィーをはじめる方が欲しい情報をご提供できたらと思います。
誰かの活力になりますように