背屈制限についてpart1
今日からこのnoteでは外傷後に起こりえることや、私が気になったこと、ハマっている関節などについて更新していきます。
その前にひとまず自己紹介から:)
濵本 礼(はまもと あや)
岡山出身の柔道整復師です。
現在は岡山にある大学の附属鍼灸整骨院で働いています。
好きな関節は足関節です。好きな施術は運動療法とモビライゼーションです。これだけ文字で並べるとやばい人に感じますね笑
論文や文献、経験から学んだことをここにアウトプットしていきたいと思います。もし、このブログを読んでくれて、パクッテるだけだろ!と思ったら、すぐにコメントください(^▽^;)
ではさっそく、アウトプットしていきます!
外傷で最も多く発生するのは足関節の捻挫です。捻挫といっても様々な種類があり、内反捻挫、外反捻挫、ハイアンクルスプレイン、前後へのスラストによる捻挫などがあります。日常生活やスポーツなどで起こるのは骨折や脱臼よりも靭帯や支帯、筋肉の損傷が圧倒的に多いように感じています。
では、これらの外傷が起こり、治癒していく中で、起こりえる主な後遺障害はとして、浮腫の残存、背屈制限、底屈制限、バランス能力の低下、不安定性の残存などがあげられると思います。
。。はい。。
今回は足関節の中でも背屈制限にフォーカスを当てて今回は紐解いていきましょう。
【骨】
下腿には、脛骨、腓骨
黒:踵骨 黄色:距骨 オレンジ:舟状骨 赤①:外側楔状骨②中間楔状骨③内側楔状骨 紫:立方骨 青①~⑤:第1~5の中足骨 緑:趾骨
【外側靭帯】
前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯、二分靭帯、近位前下脛腓靭帯、遠位前下脛腓靭帯
【内側靭帯】
脛舟靭帯、脛踵靭帯、後脛距深層線維、後脛距浅層線維、tibiospring ligament
【関節】
緑ライン:ショパール関節 ピンクライン:リスフラン関節 水色ライン:MTP関節 青ライン:PIP関節 赤ライン:DIP関節
これの他に、距腿関節、距骨下関節があります。
ここまでは簡単な解剖になります。
。。。続いて。。。
背屈時の各骨、各関節の動きをみていくぅうう!
すみません、取り乱しました。
紫①アキレス腱②背屈 黄色:前方関節包 緑:後方関節包 オレンジ距骨の後方滑り 藍色:距骨の転がり 黒:踵腓靭帯
足関節背屈
伸長:アキレス腱、後方関節包、長母趾屈筋腱、後距腓靭帯、踵脂肪体、ケーラー脂肪体
弛緩:前方関節包、前距腓靭帯、長母趾伸筋、長趾伸筋、第三腓骨筋腱、下伸筋支帯、距骨前脂肪体など
下腿:腓骨近位前上方、腓骨遠位外後上方への滑り、内旋、遠位脛腓間拡大
距腿関節:距骨後方滑り
距骨下関節:踵骨の外返し・外反
ショパール関節:外返し(距骨下関節と連動して動く)
リスフラン関節:背屈
足関節にも脂肪体が存在するが、脂肪体が足関節損傷や術後、老化など何らかの原因により、微細損傷、小出血を生じその刺激により細胞浸潤、結合織性肥大を起こし線維化のために柔軟性の低下を起こします。その際に微細血管が増えると同時に神経も増加し、結果として痛みが出現し背屈制限を起こす可能性も少なくないです。
今日はここまで!!
次回は足関節背屈の各関節の評価と臨床で使える評価について投稿します!
不定期☆はまもとあやの脳内トーク
「時間とお金は有限であるが、私の中で価値があり尊いのは圧倒的時間である、しかしお金がないと有意義な時間をとれないのも事実。お金で時間を買うか、時間でお金を買うか。人の考えようでは時間でお金を生むと考える人もいるだろう。うーん、世知辛い世の中よのう。」
それでは、
See you soon!
Thank you for reading!
Have a nice day!
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