25歳の分岐点
オーストラリアに来て気づいたことがあります。
それは、
『25歳付近で多くの人が人生を考え始める』
ということです。
私は26歳の時ワーキングホリデービザでオーストラリアに来ました。
最初の数ヵ月学校に行き、ビザの延長のために農業で決められた期間働いた際、様々な国の方やもちろん日本人とも会いました。
オーストラリアに来ていなければ絶対に出会わなかった人たちです。
そして多くの人に共通したのが、25歳付近で人生を考え留学を決断した人たちです。それも驚いたことに世界共通で!!
人生100年だとしたら、25歳とは4分の1の分岐点に立っています。また、社会経験を数年積んだ時期です。
25歳とはまだまだ若いですが、それでも大人としては十分認められる年齢です。
私が25歳の時に考えていたことは、自分ができること、したいこと、漠然とした未来、結婚、子供、家族、健康など本当に様々な角度から自分の人生を客観視していたことでした。
そしてその度に自分が小さく感じ、面白けのない人間に感じたことを覚えています。
また、小さいころから一緒だった3匹の愛犬、育ててくれた祖母を見送り、父を助けるという役目を終えたのも、留学に至った一つのきっかけでした。
父を一人にするという心苦しさはありましたが、私の人生。。若いうちに楽しませて欲しい、経験をさせて欲しい、、一人で挑戦をさせて欲しいという一心でした。
オーストラリアで出会った人たちも人生のホリデーと言っている方や、新しいことに挑戦したかったという話している人が多くいて、とても共感しました。
言語や、文化が違えど、共感する部分が沢山あったことに感動しました。
25歳の分岐点、しっかり自分の道を自分で決められて良かったとそして、選ぶという選択肢をくれた父にも感謝して、今日も元気に生きます。