
サイコロの旅in横浜
こんにちは!はまみらいプロジェクトの堀井です。
今回の記事では2024年7月28日に実施した「サイコロの旅in横浜」の活動報告をしていきます。
この企画では事前に決めておいた復数の目的地をサイコロを振って巡っていくというもので、私達は横浜市内を丸一日かけて旅をしました!
今回のスタート地点は横浜駅!ここから市営地下鉄や市営バスに乗ってゴールの新横浜駅を目指します


1.洪福寺
今回初のさいの目は2、洪福寺です。ここは相鉄天王町駅の北に位置しており、近くには松原商店街がありました。

バス停名の由来でもある洪福寺は700年以上の歴史を持つ臨済宗のお寺であり、薬師如来が祀られています。この仏は身体的な病気を治すことで知られており、特に眼に効くそうです。
そのためか、周囲にはいくつかの眼科がありました。
2.横浜駅
なんと早速、振り出しに戻ってしまいました!!
バスは横浜駅西口に到着。次の目的地を決めるために再びサイコロを振ります。出た目は4、コットンハーバーです。そこへ行くには横浜駅東口のバス停に向かわなければなりません。ようやくバス停に到着すると、そこにいたのは物珍しい連節バス。

3.コットンハーバー
バスに乗って、ようやくコットンハーバーにつきました。このあたりは倉庫や物流施設が多く集まっているほか、新興のタワマンや大型商業施設が復数見受けられました。
これは2000年代初頭からの再開発によって誕生した町です。かつてここは綿花町という地名であり、そこからコットンハーバーという名称になったそうです。
時間もあまりないので、バスの中でサイコロを振ります。出たのは6、また横浜駅です!!
4.横浜駅
書くことないです。お腹が空きました。早速、次の目的地に向かいましょう。
5.東神奈川
東神奈川に到着。この時点で正午を過ぎました。なので昼食を取ろうと思います。
訪れたのはとんかつ せんのき 東神奈川本店

昼食を済ませ、サイコロの旅を再開します。午前中はあまりにも、振り出しに戻りまくっていたので午後はペースアップしていきます。
6.六角橋
六角橋に来ました!ここは神奈川大学の近く。と言っても分かりづらいでしょう。おおよそ、東神奈川駅と新横浜駅を結んだ線の上に位置しています。私もここに来るのは初めてです。
六角橋という地名の由来は、かつて六角形の材木で組まれた橋があった説などいくつかあります。
7.片倉町
次に訪れたのは片倉町!市営地下鉄ブルーラインの片倉町駅は国大生が利用する三ツ沢上町の一つ隣です。

この絵は片倉町駅周辺アート事業委員会が主催したアート事業によって生まれました。ウォールペイントの創始者として知られているロコサトシ氏と地元の横浜市立神大寺小学校の児童によって描かれました。
このように、アートと地域を結びつける試みは様々な地域で実践されているので、もっと探してみようと思いました。
気を取り直して再びサイコロを振ります。出た目は、、、忘れました。でも次はセンター南に行った記憶です。
8.センター南
市営地下鉄ブルーラインに乗車してセンター南駅に到着。センター南はブルーラインとグリーンラインの乗り換え駅なので、かなり広かったです。


駅の自販機で水分を補給し、いざ次の目的地へ!
9.岸根公園
さっき来た道を逆戻り!片倉町駅隣の岸根公園駅に着きました。近くにあるのは岸根公園!
ここにはかつて旧日本陸軍の弾薬庫が建っていたそうで、実に興味深いです。岸根エリアは海から少し離れているほか、陸上交通の便が良かったために、軍事的に優位な地域だったそうです。しかし、戦後には軍事施設は解体されて平和利用のために岸根公園が誕生しました。
10.横浜駅
今日ほど横浜駅に訪れる機会はないでしょう。また振り出しに戻りました!次へ
11.高島町
横浜駅のちょっと南にある高島町。と言っても駅の所在地は桜木町。高島といえば、横浜駅東口側ですよね。そごうやスカイビルが建っているのは高島2丁目。日産グローバル本社が建っているのは高島1丁目。
横浜の顔は西口か東口かどっちなのか決め難いですが、若者にとっては東口ではないでしょうか?みなとみらいがあるのも東口ですし、再開発で複合的に整備されたエリアですので、横浜市としても基幹事業と位置付けています。

高島に関する地名の由来などは以下の記事を読んでいただきたいです。
あなたの知らない横浜市〜地名由来を紹介〜
12.関内
高島町でアイス休憩を挟んだ後、次へ向かったのは関内でした。関内といえば、横浜スタジアムや中華街、その先にある大桟橋や山下公園など数多くの有名スポットが並ぶ観光エリアでしょう。私は新歓期に毎週関内駅を利用していました笑笑
関内は日本に一番早く西洋文化が進出したエリアとしても有名です。と言うのも、日米修好通称条約によって開かれた横浜港は今の大桟橋を中心としているほか、「関内」と言う地名からもわかるように、関の内部に外国人居留地が作られたため急速に西洋文化が持ち込まれたのです。
さて、時刻は15時半過ぎ!急ぎましょう。
13.保土ケ谷
保土ヶ谷に到着です!保土ヶ谷駅には横須賀線や湘南新宿ラインが停車しますが、私がよく利用する上野東京ラインは通過してしまうので、ここに来るのは初めてです。
駅前には大きな集合住宅があり大迫力でした。

この集合住宅は公団住宅として1982年に建てられましたが、かつてここには横浜少年鑑別所があったそうです。鑑別所は1972年に港南区にある現在の鑑別所に移転されたため、この土地が住宅として利用されました。駅前の好立地であることから、保土ケ谷駅前ハイツは供給開始時から人気を誇っていたそうです。
14.関内
バスに乗って次に向かうのは関内。またかよー!!この調子でサイコロを振り続ければ、日が暮れてしまいそうです。もう17時ですよ!!なので、イカサマをしました
15.新横浜
ようやくゴール!!旅は長かったです!これで終わりです!!やったー
夕方ということもあり、駅はとても混んでいました。

おわりに
どうでしたか?サイコロの旅は目的地をサイコロ任せにするドキドキした企画です!この旅を通じて、横浜市の知らない場所に訪れるきっかけにもなりましたし、土地勘を得られたので私は満足です。
皆さんも是非、一日乗車券を利用するなどして、サイコロの旅をしてみてはいかがでしょうか?
都市科学部 都市社会共生学科
堀井優音