見出し画像

[ペンダント]ワックスでアカンサスのペンダントトップ作るよ!![ワックス原型]

HamamelisのYouTubeチャンネルに新しい動画をアップしました。
今回は地金から作ったパーツに合わせてワックスパーツを組み込んで作る方法で制作しました。

□品目:ペンダント
□商品名:「Lozenge of life」
□価格:¥22,000-(税込)
シルバー三つ編みチェーン50cm~55cm(アジャスター)が付いています。
□地金: 925銀
□寸法:最大縦幅 約63mm (バチカン含む)
    最大横幅 約34mm(本体部分)
□全体重量:17g 
□表面処理:いぶし仕上げ 鏡面仕上げ

オリジナル製品として販売予定です。販売開始は4月上旬予定です。予約での受注生産も承っておりますので気になった方はお気軽にこちらのお問い合わせ下さい。

動画の内容を画像でご紹介

画像1

まずは土台となるひし型の枠を銀の塊から作ります。銀を溶かしてインゴットの状態にします。

画像2

インゴットを金槌で叩いてある程度平らにしてローラーにかけて均一な厚さの開いたにします。

画像3

出来上がった平板に制作するパーツの図を書いた紙を両面テープで貼り付け、糸ノコで切り出します。

画像4

切り出したパーツをヤスリを使って整えます。

画像5

出来上がった地金のひし形パーツに、下絵を書いたワックスを合わせていきます。

画像6

熱した銀のひし形パーツにワックスを溶かして合わせる方法で作業を進めます。

画像7

デザイン画と照らし合わせて、全体のバランスを確認しながらワックスの切削作業を進めます。

画像8

ところどころ細い箇所があるので折れないように持ち方に気をつけながら、ヤスリやスパチュラー、ハンドモーターを使いながら作業を進めます。

画像9

ワックス原型が完成しましたので山梨の鋳造業者さんに送って銀にもらいます。

画像10

鋳造を経てワックス原型が銀に成って戻ってきました。全体が酸化銀の真っ白な状態でいつ見ても綺麗です。この状態を維持できればいいのですが時間が経つと自然に硫化して黒く変色していきます。

画像11

ひし形パーツと合わせる前に全体を調整します。この時ハプニングが起こりましたので動画で見てみて下さい(´・ω・`)

画像12

ひし形パーツをアカンサスのパーツを銀ローを使って溶接します。この時使っているロー材は溶解温度でいうと5分ロー寄りの3分ローくらいで溶けるものを使っています。

画像13

ロー材がはみ出ることなくロー付けをパーツ同士を組み合わせることができました。

画像14

チェーンの連結金具を溶接した後、一度いぶし加工して全体の様子を確認します。アカンサスパーツに少し歪みがあったので削って修正します。

画像15

いよいよ仕上げです。今回はピカピカではなくマットな仕上がりを目指します(´・ω・`)

画像16

うやく完成です(´・ω・`)大ぶりで存在感のあるアイテムになりました(´・ω・`)

画像17

アカンサス部分の接写です、表面に細い線を入れて銅版画のような質感を目指しました(´・ω・`)

画像18

銀は仕上げによっていろんな表情を見せてくれます、今回のようなマットな質感も控えめですが、確かな存在感のある輝きを見せてくれるので改めて銀ってかっこいいなと思いました。
オリジナルシルバーペンダント「Lozenge of life」

以上、新作動画[ペンダント]ワックスでアカンサスのペンダントトップ作るよ!![ワックス原型]のご紹介でした(´・ω・`)

ご覧いただきありがとうございました(´・ω・`)

いいなと思ったら応援しよう!