ありがとう平成、こんにちは令和。
「平成」は「昭和」から新時代への過渡期であり滑走路であり助走期間だったと思う。これは自分と重ねてみても、同じようなことが言える。
落合陽一さんの表現を借りるならば、
昭和の終わりの1982年に生まれ、
平成の終わりに、「One Panasonic」を立ち上げ、
大企業の枠を超え「ONE JAPAN」を立ち上げた。
平成の終わりに、妻と出会い、結婚をした。
平成の終わりに、13年勤めたパナソニックを辞め、
平成の終わりに、夫婦で日本の旅を始めた。
そして、僕たちは、
令和の始まりに、夫婦で世界一周の旅に出る。
「やりたいことができる人を、1人でも増やしたい」
そんなカルチャーをつくりたいと思って、走り続けてきた、平成の終わりの7年間。
これまでやってきたことは「まだ道半ば」と言いたいところだが、道半ばどころか「まだ道ほぼ最初」だ。やっと踏み出した一歩だ。ただそれは、ゆっくりでスピードは遅いかもしれないけれど、仲間や大切な人と歩んだ道だ。
上でも書いたが、令和元年の5月末から1年間、
僕たち夫婦は、世界一周の旅に出る。
このタイミングになったのは、まさに「運命」としか言いようがない。「令和夫婦の大冒険」だ。今から出会う未知の世界に出会うのが楽しみでならない。
平成の終わりに踏み出した歩みや積み重ねてきたものを捨てるのではなく(アンラーンすることは大事)、
その一歩を助走期間ならぬ助歩期間として位置付け、令和の新時代は、強さと優しさの両方を抱えながら、仲間や大切な人とともに日本中・世界中を歩み、走り、駆け抜けたい。
日本中・世界中のあらゆるより良いものをつなげて掛け合わせて、社会を少しでもより良くできるようにしたい。
令和は、一人ひとりがやりたいことのできる新時代となれば、と思う。自分ができることは微力ではあるけれど、命を使って、貢献していきたい。
人生は一度きり。大切な人と後悔のない人生を歩む。
僕自身も、僕たち夫婦も、やりたいことをやり続け、楽しく踊り続けていたい、挑戦や冒険を続けていたい。その踊りや挑戦や冒険が、周りの人たちの心を動かし、その人たちがやりたいことをやる時代となることを心から願う。